★5 | 金に細かい新藤色の勝った作品で、戦後とともにどんどん煮詰まり行く彼の閉塞感の優れた中間報告の趣。続編は『絞殺』か。 [review] (寒山拾得) | [投票(3)] |
★4 | 人間の欲深い醜悪な部分を、あるトンデモ家族を通して描いたブラックコメディの傑作。 [review] (TM(H19.1加入)) | [投票(1)] |
★4 | よく考えられた密室劇。 [review] (KEI) | [投票(2)] |
★4 | 登場人物が皆、ふてぶてしくて愚かで、何とも痛快で不気味で、滅法面白い。能を思わせる音楽も印象的だし、社会的に堕ちて行く者、上って行く者を階段を使って表現しているのも、秀逸。伊藤雄之助、山岡久乃が圧倒的。若尾文子の不気味な美しさも良い。['04.9.12VIDEO] (直人) | [投票(2)] |
★4 | いびつで感情移入できかねる家族が詰め込まれている空間と、若尾文子。これだけ家族をねちっこく描いておいて若尾文子。この居心地の悪さ。凄い。 (死ぬまでシネマ) | [投票(1)] |
★5 | 原作は戯曲なのだろうか。中空に浮いたかのようなアパートの部屋に巣くった欲望と邪心を、内と外、上と下といった「視線」と「視点」の変化でさばく川島演出が見事。「世間」に対する若尾文子の静だが強烈な攻撃力と、伊藤雄之助、山岡久乃の達観した守備力の妙。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(2)] |
★5 | 社会風刺の利いたコメディーなんだけど、バックの音楽のせいで哲学的重厚ささえただよっている。これが軽〜い音楽だったりしたら、全く別の映画になるだろう。若尾のモノローグがリアルでいい。 (worianne) | [投票] |
★4 | 不快指数100な人々が繰り広げるひと夏の狂騒劇
[review] (TOMIMORI) | [投票(6)] |
★4 | 晴海団地を舞台にして、ほゞその一室のみで、登場人物を出入りさせる本作の川島演出は、閉塞空間を扱った彼の演出の中では頂点だろうと思われる。 [review] (ゑぎ) | [投票(2)] |