宇野重吉の映画ファンのコメント
太陽と戦慄のコメント |
破れ太鼓(1949/日) | 広い屋敷内を家族たちが走り回る描写が楽しい。小林トシ子と宇野重吉の星空の下でのデートがこっ恥ずかしいながらも素敵だし、阪妻が過去の出来事を回想するシーンも素晴らしい。エンドマークが出るまで鳴り止まないオルゴールの音もなんか良かった。 | [投票] | |
わが生涯のかがやける日(1948/日) | 敗戦から3年後という、その時代がうまく描けていると思う。同年の『酔いどれ天使』と似ている部分もあるような。戦後の混乱期にやむにやまれず堕落してしまった人間を描いているわけだが、森雅之が演じることで凄い説得力が生まれている。素晴らしい役者だ。 | [投票] | |
太陽への脱出(1963/日) | 社会派っぽいテーマと日活アクションの融合が新鮮で、特にクライマックスの盛り上がりは圧巻だ。舛田利雄の演出は全くソツがなく、退屈せずに楽しんだ。裕次郎のサングラスに二谷英明が映るカットも巧い。 | [投票(1)] |