★4 | これはもう濃い映画ですなあ。我等日本人たちには血の色まで違うのかなあとまで思わせる韓国映画の凄まじさであります。何が凄まじいかって? [review] (セント) | [投票(3)] |
★4 | 前2作に比べ急旋回だが喪失への身悶える哀惜感は一貫。終盤これでもかと引っ張る信じるか否かの煩悶。判らぬままに人はそれでも決めねばならぬが判らぬでは済まない。だがその結果は往々にして最悪路を選択してしまうのだ。御詠歌のような諦念に充ちている。 (けにろん) | [投票(2)] |
★3 | 話の通底にある啓蒙の教化力とそれに伴う実証精神がシャーマニズムを喜劇に見せずにはおかない。そんな中にあって悲劇を構成するのが、どこかで致命的な選択をしてしまったという、難病物が追及する感傷に近いものである。 [review] (disjunctive) | [投票(4)] |
★4 | 信じる信じないや嘘や本当ではなく、信じたいか信じたくないかの願望。そこに明確な根拠はなく、提示される「あからさまな怪しさ」に人はひたすら引き摺られ、惑わされる。その弱さに「悪霊」は付け込み、しまいには人そのものが「悪霊」になってしまう。真実は常に苦く、願望の前に脆弱である。古典を踏まえ、大袈裟ながら誇張ではなく、事実こんなものだと納得させられる。ラストは泣いた。こんなものに人は勝てないのだ。 [review] (DSCH) | [投票(2)] |
★3 | 常識人が描いた薄味の狂信。クライマックスの延々続くカット・バックに辟易とした。 [review] (寒山拾得) | [投票(3)] |
★4 | 「(悪霊は)私だ。」、「私だ。」、「私だ。」暇を持て余した神々の遊び。 [review] (Soul Driver) | [投票] |