★4 | 世の「正しい育児」とはいかに困難な作業であるかを問う物語だ。親が全てを捨てて子供に接しようと、子供は欲望のままに抗う。しかしそれでも諦めない「親」を名乗る者は、その強さをもって「子供」の心に「誇り」をはぐくむ。 [review] (水那岐) | [投票] |
★4 | この映画は孤独な少年のまなざしのみを一気に描いた作品ですね。彼を取り巻く父親、環境(施設)、里親、友人(悪人ではあるが)たちの説明はほとんどカットして、あくまで少年の見ている方向だけを描写している。それは正しい。
[review] (セント) | [投票(1)] |
★4 | サマンサのバックを描かなかったことが吉。少年と同じ方向だけをまっすぐ映していたから良かった。 (あちこ) | [投票] |
★4 | 少年の演技が物凄かったし、すごく良かった。ただ、「はい、ここで少年の孤独が限界に達しました」と語る音楽は、無いほうが良かった。 [review] (味噌漬の味) | [投票] |
★4 | 傑作。素人目に観ても運動感が物凄い。シーンが何かの動作の最中に始まり、動作の途中でまた次のシーンへと続いていく。エスタブリッシングショットを撮って次は寄りを撮って、というような撮り方ではない。私にとってこれはアクション映画に見える。それは「走行」「自転車」のような一目瞭然のものから「よじ登る」運動の反復、そして最後の「落下」にいたるまで続く。 [review] (赤い戦車) | [投票(1)] |