松岡茉優の映画ファンのコメント
サウダーヂ(2011/日) |
閉塞感が絶望や破滅みたいな高度成長やバブルの合せ鏡ではなく、ここから始める者の視点で認知されている。そのマスなカオスを描く筆力に唸りつつ、マグマがプチ噴火に終わるのが矢張りもどかしい。「鉱水」や「ライブ」がトリガーになり得たから尚。 (けにろん) | [投票(2)] | |
義務ではなく権利として2000年代の日本に登場した映画だ。地方都市の虚脱と土着性の喪失。本来、土着は粘着を生み、鬱陶しいまでの生命力の源として生活者を支配していた。それがいつの間にか生気を抜かれ、粘着だけが残るこんなに危うい姿になってしまったのだ。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(2)] |