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バルバラ・ルテリエの映画ファンのコメント

12日の殺人(2022/仏=ベルギー) パリ20区、僕たちのクラス(2008/仏) 悪なき殺人(2019/仏=独)が好きな人ファンを表示する

奇跡(2011/日)************

★4色々悩みつつも生きていく諦観とも言うべき境地。仄かに暖かい3世代の群像スケッチは稀有な高みを感じさせる。見続けたい停滞を振り切り疾走に移る後半に行き着くクライマックスのケレンの無さ。それも味とは思うが無為を活かす奥のもう1手が欲しかった。 (けにろん)[投票(2)]
★5大人から見てささいな、あるいは非現実的なことであったとしても、奇跡を起こしてでもかなえたいという願いを抱いている子供の将来は、無限の可能性に満ちているのだ。何故なら奇跡に向かって無心で情熱を注げる子供の純度は、必ずや彼らの未来を担保するからだ。 [review] (ぽんしゅう)[投票(3)]
★5是枝らしからぬ“善”に満ちた物語。この映画自体が奇跡だ。 [review] (ペペロンチーノ)[投票(6)]
★4現代風にアレンジした『スタンド・バイ・ミー』ではあるけれど、やはり少し違う。彼らは子供にして早、人生の苦難と悲しみを知ってしまった希求する子供たちであった。だからこそ奇跡をと願う、、。 [review] (セント)[投票]
★4「にしても大それた題をつけてくれたのう。向後はいちいち是枝裕和の『奇跡』やらカール・ドライヤーの『奇跡』やら云わねば話が通ぜぬようになるのか。ええかげんにさらせよ。だらあ」という猛り狂いの矛を収めうる程度にはよい映画で、劇場を後にする私はむしろ恵比須顔を浮かべていたとかいないとか。 [review] (3819695)[投票(3)]
★4子供の持つ「力」の凄さを教えてくれる作品 [review] (TM(H19.1加入))[投票]
★5是枝監督にしか撮れないリアリティ。笑いながらウルっとくる映画 (水の都 ヴェネツィア)[投票]
★4願いがかなうことが「奇跡」ではなく、「奇跡」を媒介として子供たちが家族や学校というひとつの共同体の外(もっというと共同体と共同体の間)の「世界」を知り、いろんな人に出会い、世界への配慮を覚えた、そのことが<奇跡>なのではないだろうか [review] (蒼井ゆう21)[投票(2)]