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鶴八鶴次郎(1938/日)ファンのコメント

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浮草(1959/日)************

★5中村鴈治郎! [review] (3819695)[投票(8)]
★5小津の文法にキャメラがワンショットずつ艶をつけていく。冒頭の村を廻る役者達の俯瞰やクライマックスで中村鴈治郎と京マチ子を引き裂く豪雨のショットは明らかに宮川のアイディアだと思われ、その珠玉の美しさにあの頑な小津がついに自分を譲っている。 [review] (ぽんしゅう)[投票(6)]
★5小津の画なのに宮川の画。両者の壮絶な闘い。何という贅沢! (ヤマカン)[投票]
★4雁治郎と杉村春子の映画となり、小津色薄まる。撮影も均衡の崩れに追い討ちをかける。今まで役者に演技をさせなかったんだよね。自由な演技のすごいこと。小津は演出家に徹したと言えるだろう。題材が旅芸人という色ものだから仕方がないと言えるが。 (セント)[投票(4)]
★5縁側に吹き込む涼風も路面を叩く大雨もやがて通り過ぎ今年の夏も終わる。それは新しい季節の始まり。来年の夏への序章。 (町田)[投票(2)]
★5「あかん、あかんて」を連発する若尾文子の可愛いこと、駅の待合室でマッチの火を差し出す京マチ子の美しい立ち姿、カミソリを研ぐ高橋とよの凄み、女優陣が素晴らしい。 (動物園のクマ)[投票]
★5小津安二郎宮川一夫と組んだ唯一の作品。あらゆる作中人物が漂泊者のようなうら悲しさを帯びる。そして彼らを見つめるキャメラは実に慎ましい存在ぶりなのだが、本作の雨中のシーンだけは例外で、その例外部分は小津作品の中でも最大の奇跡。 (ジェリー)[投票(6)]
★4終盤、 [review] (tomcot)[投票]
★5旅回り一座のゆるーい雰囲気。そこで展開される人間模様。好色と嫉妬、狡猾と悲哀、純情と媚態。赤と緑を効果的に配した色彩設計…すべてが響き合って絶妙。まるで音楽のようだ。 ()[投票(2)]
★4 風や雨などの派手な演出は小津監督らしくもないけど、このキャストに見合うだけの演出にはこれが必要だったのかな? [review] (甘崎庵)[投票(1)]
★5小津のスタイルがそこまで好きでもない私にとって、本作ぐらいのバランスが一番ちょうど良い。小津らしさも適度に残しつつ、宮川撮影も堪能できるし、役者陣も松竹のときより動く。もっとこういう作品を撮ってほしかった。 (赤い戦車)[投票]
★3役者がみな素晴らしい。若尾文子の美しさには頭がポワーンとしてしまった。が、『浮草物語』とのあまりの類似(当たり前だ!)に話が見えてしまうのは残念。 (AKINDO)[投票]
★4小津作品のレギュラー女優には清楚な美人タイプが多いが、本作では京マチ子若尾文子野添ひとみら大映女優陣の艶が、少々趣きの異なる彩りを添えている。 [review] (緑雨)[投票(6)]
★3映画は大映。「成駒屋!」と大向うが掛かりそう。 [review] (Aさの)[投票]
★3ホウセンカの赤が田舎町に色恋の予感を漂わせ、夜汽車の赤いランプには『北北西に進路を取れ』を想起させる艶めかしさがある。 [review] (寒山拾得)[投票(1)]