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[コメント] 男はつらいよ 寅次郎純情詩集(1976/日)

「純情詩集」とはいいつつも寅さんの無責任振り、ここに炸裂。だが寅が子供のようにはしゃげばはしゃぐほど、話が進むにつれてどんどん虚しくなっていく。
荒馬大介

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







 京マチ子が迎える運命をさくらと先生だけが知っていて、みんなが楽しく会話している中、二人が耐えられなくなり皆に隠れて悲しんでいるシーンが印象深い。シリーズ中、後にも先にもこんな展開は一本だけだが、最後は寅と檀ふみを再会させることで救いを与えてる。まああの後を想像するに、二人でじっくり話すとかはなくて、子供達と一緒に雪遊びでもしてるんじゃないか? その方が寅の性に会ってる。

(評価:★3)

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