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★4 | メッセージ(2016/米) | 言語学者は大して頭の良さそうなことはしないし、理論物理学者に至っては全く理論物理をやらないという、つまり私が期待していたハードSFでは全くなかったのだけど、テッド・チャンの原作「あなたの人生の物語」にはない諸々の小ネタと、そして音楽が素晴らしく、たいへん良い映画になってました。(レビューはオチに言及) [review] | 脚がグンバツの男, KEI, ロープブレーク, ALOHAほか8 名 | [投票(8)] |
★5 | 哀れなるものたち(2023/英) | ヴィクトリア朝男性をぶった斬っているようなふりして現代の男性をぶった斬りつつ、返す刀で現代女性に「君らは今どうよ」と問いかける(妻談)一筋縄ではいかない物語。ランティモスお得意の不穏な空気に満ち満ちた、いやな話。でも好き。(レビューでは原作についての大ネタバレあり。ご注意を) [review] | DSCH | [投票(1)] |
★4 | ザ・ロストシティ(2022/米) | 古典的男女役割を入れ替えることでひねりの効いた冒険活劇に。金髪グラマーヒロイン的チャニング・テイタムの子犬のような表情にいつの間にか魅了されてしまったのも含めて、実は一筋縄ではいかない造りのうまさ。 [review] | けにろん | [投票(1)] |
★3 | ザ・クリエイター/創造者(2023/米) | プロデューサーのジェームズ・キャメロンが監督にニール・ブロムカンプを連れてきたのだけど、口を出しまくるキャメロンにうんざりしたブロムカンプが降板、困ったフォックスがギャレス・エドワーズに泣きついた結果やっつけで完成したような映画(喩えですよ)。レビューはラストに言及。ご注意を。 [review] | ひゅうちゃん, すやすや, けにろん, ペンクロフ | [投票(4)] |
★4 | イコライザー THE FINAL(2023/米) | 観るたびに強さを増すマッコールさん。そして悪党の悪辣さもそれに比例して同情の余地なく悪辣。ちょっと時代劇とか西部劇とか、とにかくやや時代がかった爽快感。あいたたたってなるシーンが多すぎるかもなところも含めて。 [review] | けにろん | [投票(1)] |
★5 | 君たちはどう生きるか(2023/日) | 誰かの(ってたってまあ宮崎駿のだよな)夢を見せられているような論理性の欠如。東京が焼け野原になって原爆が落ちてソ連に攻め込まれ、あげくの果ての敗戦が何の言及もないまま話がぶっつり終わる。すげぇ。『シン・ゴジラ』の「私は好きにした、君らも好きにしろ」への返歌でもあるな。 [review] | DSCH, おーい粗茶 | [投票(2)] |
★5 | マトリックス レザレクションズ(2021/米) | 何の期待もせず義務鑑賞のつもりで観に行ったのだけど望外の面白さ、なので点数はちょい甘め。「黄昏流星群」との誹りはあえて引き受けつつキュンキュンしてしまうキアヌマジック。なおエンドタイトル後のオマケ映像はほんとに蛇足(というか監督のグチ)なので特に無理して最後まで座っている必要はありません。 [review] | DSCH | [投票(1)] |
★4 | プロメテウス(2012/米) | エイリアン信者の私にはたいへん楽しく笑いどころの多い映画でしたが、そうでない方にはどうでもいい映画なんじゃなかろうか。 [review] | るぱぱ, pom curuze, けにろん, peaceful*eveningほか5 名 | [投票(5)] |
★4 | エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022/米) | 手加減なしのバカ映画。バカレベルでは同じ監督コンビの『スイス・アーミーマン』に匹敵。そして「ご家族風味入りハードSF映画」としてはクリストファー・ノーランを遥かに凌ぐ良い出来。ただノーランと同様その家族愛ネタのせいでバカが濁っているのはやや残念。たいへん良いバカ映画なのは確かですが。レビューは大ネタバレあり。 [review] | 緑雨, かるめら, おーい粗茶, ふかひれほか5 名 | [投票(5)] |
★5 | トップガン マーヴェリック(2022/米) | 期待値ゼロで観に行って、古今東西様々な映画の美味しいとこ取りフルコースに見事にしてやられて帰ってきました。前作をはるかに超える良作。『ミッション・インポッシブル』のトム・クルーズと違って加齢っぷりがキャラクターの邪魔になってないのも良かった。 [review] | セント | [投票(1)] |
★4 | トロール(2022/ノルウェー) | 『トロールハンター』のような脱力映画と思いきや、結構マジモンの悲しみモンスター映画だった。悪くはないけどダラダラ観る用。 | ペンクロフ | [投票(1)] |
★2 | スターウォーズ スカイウォーカーの夜明け(2019/米) | 最初に思ったのは『エピソード3 シスの復讐』の時とと同じで「やれやれ、これでもう二度とスター・ウォーズの名を冠したクソ映画に付き合わなくて済む」、なんだけど、あの時ほどの感慨はまるでない。 [review] | カルヤ, サイモン64, ペンクロフ, DSCH | [投票(4)] |
★3 | シン・ウルトラマン(2022/日) | (シン・ゴジラではないという意味で)ちゃんとウルトラマンだったのでまあ悪くはないのだけど、長澤まさみがシン・ゴジラの石原さとみくらいだめだったのと、エピソードがぶつ切りで最後以外は順番どころか内容を入れ替えても大丈夫な感じなのがなー。編集に難ありなのかな? [review] | 水那岐, ペンクロフ | [投票(2)] |
★4 | ジョゼと虎と魚たち(2003/日) | 要するに「都合のいい」女の話なんだけど、映画のつくりにぐっとくる。 [review] | ジェリー | [投票(1)] |
★3 | ドリーム(2016/米) | 良さげなエピソードをぶつ切りのまま雑に並べて雑な構図で撮影して雑に編集しただけの雑な映画だった。不合理なお作法(この場合は人種差別なのでもっと深刻だけど)が仕事を邪魔するのを突破してプロジェクトを成功させるという燃えるネタが凡庸な映画に仕立てられてしまいあまりにも残念。 [review] | KEI, ロープブレーク, プロキオン14, もがみがわ | [投票(4)] |
★4 | THE BATMAN ザ・バットマン(2022/米) | 悪くはないけど長くて面倒くさい映画だった。いや。ほんとに悪くはないのですよ。でも「話が長いよ」って言いたくなる感じ。いつまでも終わらないし。 [review] | おーい粗茶 | [投票(1)] |
★3 | TENET テネット(2020/米) | まともなSF考証抜きで思い付きストーリーをびっくり映像博覧会に仕立て上げただけの、つまりいつものクリストファー・ノーラン節。とは言え音楽と冒頭の異常な緊張感が素晴らしいので損した気はしない。 [review] | ロープブレーク, リア, おーい粗茶 | [投票(3)] |
★3 | 最後の決闘裁判(2021/米) | 演出マジックで同じ台詞なのにまるで違う3つの話を観せてもらえるかと思ったのに、ほとんど違わない同じ話が3回繰り返されるだけだったのでがっかり感もひとしお。シャルル6世を演じたアレックス・ロウザーが良かったのでそれに免じて3点。 [review] | けにろん, もがみがわ | [投票(2)] |
★3 | DUNE/デューン 砂の惑星(2021/米) | 悪くはない。悪くはないのだけど、つまりは原作既読者が答え合わせを楽しむ映画な気がする。そしてドゥニ・ヴィルヌーヴの答えは想像以上でも以下でもないので「すげーもの見せられた!」という気持ちにもならない。作りは丁寧だし飽きもしないのだけど驚きが足りなかった。 [review] | YO--CHAN, ペペロンチーノ | [投票(2)] |
★3 | 007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2021/英=米) | 次に来るものために。(レビューはラストに言及。くれぐれもご注意を) [review] | けにろん, ぽんしゅう, プロキオン14, セントほか6 名 | [投票(6)] |