[コメント] GO(2001/日)
この一言でこの映画は日本映画史を塗り替えた!! 脚本が実に実に、素ン晴らしい!!ハラショー♪ コレでもう、主演の窪塚洋介君の自意識過剰気味演技にも、柴咲コウチャンのツタナイ演技にも、そのキャラクター造形の甘さにも、全て全て目をつぶろうと心に決めた!
動脈の中をアドレナリンが駆け抜ける、その血がたぎる疾走感。 思いっきり風を切って走り、自分の心臓がバクバク口から飛び出しそうな気持ち。
そんな10代の頃感じていた、輝かしい未来や広い外部の世界への期待の予感や不安。そんなモノを一緒くたにしながら映画は走り続ける。 今、若い人に一番観て貰いたい「正しい青春映画」
今年観ておくべき、一番の映画!!
追記_2001/11/1
在日問題映画として観ると、目が曇ります。青春&恋愛映画として観ましょう!でも窪塚君自身も「在日問題映画」として観ている気がする。 そこがあの、シリアスな部分での自意識過剰気味な演技に結びついたのではナイか?そこが、残念&惜しい。 でも、若いから仕方ないか!?(^^;
更に追記_2001/11/14
この「ダッセェ〜!」は当然、「ゆかしき日本映画的なるモノ」=「イカニモ旧態然であるモノ」へとかまされたドロップキックでもあるわけです。
ソコが爽快。
悲劇を悲劇として受け止め、やるせなき思いを胸に抱いたまま、戦わずして死んでゆく先人たちの語った凡百の物語とはソコが違うのです。
そこが「革命」
子供という存在が希望を掲げ、新しい時代を作っていってくれるそんな予感に満ちている。ソコが監督が一番に言いたかった事ではナイでしょうか? ソレは在日問題として限定された見方をすると気が付かない部分でもあるような気がします。
コレは自分が属する社会(つまり、在日という衣装を借りて、その実、日本映画界)へ向けられた、「戦闘開始宣言」でもあるのですから。
戦いましょう。愛のため。生きてゆくため。
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