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[コメント] 橋の上の娘(1999/仏)

古い映画へのオマージュを感じる
ボイス母

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







ルコント式今様「道」(=芸人さんの浮き草人生、片方が他所の異性とバコバコヤリ狂うトコロとか)しかし、女が男を捨てるのが実に「今」風か?

マイナス(の宿命を持つ女)とマイナス(の宿命を持つ男)の運命が出会い、ぶつかり合う。 そしてスパークする火花と幸運、金と愛。

さすらう芸人さん達の運命は浮き沈みが激しくて、「大変そう」と思って見ても、しかし、実のところ、我ら普通の凡人の人生にだって綱渡りもあれば、ナイフ投げもある。

そんな事を示唆しながらも、ルコント監督、「死なない限り未来は有るさ」と微笑んで見せる。

(評価:★3)

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