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[コメント] 乱れる(1964/日)

もしも、ワシがアノ台詞を義弟から言われたならば→
ボイス母

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







「えぇいい!!気色が悪いっ、近づくな狼藉者!!!」で鉄拳パンチだな(--; だって、7歳の時から同じ屋根の下で暮らし、その成長を見守ってきた義弟が、自分に対して「そーゆー目で見ていた」のかと思うと虫ずが走る。

万が一、Hする事になって、「お姉さん、はあはあ」とか言われたらあまりの気色の悪さにそのまま鳥肌から鳥になって、果てしない空のかなたへ飛んでいってしまいたくなる。 絶対にイヤダイヤダイヤダイヤダ(エンドレス)

だって、血が繋がっていないとは言え18年間も一緒に暮らしてきた人から今更、はあはあ。 なんだか、「近親相姦のタブー」を犯している気持ちになる。

一応、ワシの友人の母上も同じような境遇であったが、夫君が死んだ時点ですぐさま亡くなった夫君の弟さんと結婚させられた。 しかし、その時は夫君の弟さんは東京の大学に通っていたので、それまで一度も彼女は義弟と一緒に暮らした事はなかったし、彼女は乳飲み子を抱えていた。

ワシの友人はその弟さんとの再婚で出来た子供である。 「家のための結婚」で最初はあったのかも知れないが、友人の母上は結婚後40年以上も経た今、 「私はお父さんと結婚して本当に良かった。お父さんみたいに良い人は滅多にいないモノ」とおっしゃる。

コレはカナリ特殊な例かもしれないが、ワシだってこの友人宅のような事情ならば、「夫の弟との結婚」もヤブサカではナイかも知れない(ナンタッテ弟君が人格的に非常に優れていたお方でなおかつ、亡き夫の面影もあるのなら)が、この映画のシチュエーションでは、絶対に、イヤダイヤダイヤダイヤダ(エンドレス)

ソレにあの死に方!! 「単に全てをウヤムヤにして泣かせるためだけの終わり方」な気がして、「主婦ってこんな話がスキなんだろう〜?泣けよ、オラオラ」と言われている気がして(被害妄想か?)思わず「舐められたモンだぜ、けっ!!」と苦笑&唾棄。

あぁ〜〜、身も心も溶かせてもらえるような、良質なメロドラマが観たくなったわ! 仕方ない、『トリコロール/青の愛』でも再見するかあ!?

(評価:★2)

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