コメンテータ
ランキング
HELP

[コメント] フォレスト・ガンプ 一期一会(1994/米)

主人公は何も選択する事の無い安易なサクセスストーリーではなく、彼がいかに多くの誘惑を「選択せずに」生きてきたか…という一途な姿勢を私は見た。

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







■野望を秘め努力している人を否定するものだ。という感想もありましたが… ■例えば、卓球の練習をしているシーンなどでは、単にだらだらと時間を潰している大勢の人々を背景に、長い時間経過をキチンと描いてある。 ■努力を主張しない重厚さを持っている。 ■一人の母を信じ、一人の女を選び、一人の友を得て、一人の… ■少なくとも誰にでも好かれたいと願うような八方美人ではない ■

■ダン中尉は、ガンプの自己投影の対象であった。 ■歩行を失い人生を捨てようとしていた姿は、まさにガンプ自身の幼少の姿。 ■彼はガンプの最初で最後の生徒であった。…というのが私の解釈です。 ■

■この映画は、視聴者の評価をも予想して作中に描いている部分もある。 ■ガンプの話を聞くベンチの同席者だ。 ■何が言いたいか解らないと評する者を、若い女。 ■誇大妄想・ご都合主義だと見限る者を、中年男に ■最後まで聞いて、共感を示す者を、老女として比喩している。 ■

(評価:★3)

投票

このコメントを気に入った人達 (8 人)Linus[*] chilidog[*] Shrewd Fellow[*] 町田 maoP ろびんますく[*] mize[*] sawa:38[*]

コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。