[コメント] 無防備都市(1945/伊)
<ネオ・レアリズモ>とは?
どこまでがドキュメンタリーで、どこからがフィクション?
ドキュメンタリー映像は、フィクションに取り込まれた時点でドキュメンタリーではなくなり、リアリズムを失うのではないだろうか。
すくなくとも、あらゆる映像表現が試みられた後の世界である現代においては、<映画>の現実性は映像の力だけでは得られないのではないか。
<ネオ・レアリズモ>の三原則は無効化しているように思われる。ただ現実をありのままに撮るだけでは及ばず、人為的に現実性を創り出さなければならなくなっているのではないだろうか。
ま、昔の話だからね。
(評価:
)投票
このコメントを気に入った人達 (2 人) | [*] [*] |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。