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[コメント] スティル・クレイジー(1998/英)

ラストのためにあった。
ドド

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







あのバラードでのパフォーマンスは全てを帳消しにするくらい素晴らしかった。さんざんジラしてきた曲のエピソードも効いていたし、長らく消えていたギタリストの泣きのソロでの復活&バンドが栄光を取り戻した瞬間もバッチリ決まった。色んなバンドやギタリストの復帰を夢見る自分としては涙の瞬間だ。

あの時のバンドやそれを眺めていた人々の姿を見ると「ロックバンドってやっぱこういうもんだなぁ…」とじんわり。S・フルーツの、と言うよりもロックバンド自体の存在のカッコ良さを改めて感じた。

そして若手ギタリストを最後まで登場させたのも未来に希望があっていい感じがする。仮にもしあのライブが最後だったとしても、観客には、いつまでも心に残る夢のような一夜になったはずだ。それは間違いない。

…過去のロックファンとしても夢のある話しだし、バンド経験者にとっても何かを思い出させてくれる映画だと思った。

ちなみにS・レイをギターにしたらゲイリー・ムーアとダブってもっと感動したかも?

(評価:★4)

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