オープニングの追跡シーン、２台のパトカーは路上の市民に犯人の行く先を聞き、瞬く間に走り出す。そしてカメラは走り去るパトカーの後姿と都会の街並みをロングでとらえる。

もうここでメロメロ。市民と警察のつながりを示し「頼りがいのある警察」を一瞬で見せてくれる。そして次に続くまるで何かの映画のエンディングのようなロング・ショットがこれからの警察と犯人の長い長い戦いを暗示しているようでワクワクさせてくれる。

また序盤での署内の何気ない会話や行動が、刑事達の仕事のキツさやお互いの仲間意識を伝えており、もうここまでで「カッコイイぜー！」と早くも涙モノだ。「冗談言いつつも皆敏腕」という設定がたまらなくツボ。これがないと敵の手強さも分からないし終盤の署内における事件でも感情移入できないからな。

まぁとにかく最高。