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hessさんのコメント: 投票数順

★5Love Letter(1995/日)誰がなんと言おうと、岩井俊二の最高傑作、ストーリーと音楽が高いレベルで噛み合った傑作!観終わった後頭に残るのはピアノの音と雪、桜吹雪、そして過去の自分の記憶。『耳をすませば』に通じるような、懐かしさを存分に味わせてくれる。01,03,24[投票(8)]
★5スターシップ・トゥルーパーズ(1997/米)これは,おばか映画ですね。でもかなり好きな部類に入ります。音楽も勇壮的でいい。ただ、題名を「ビバリーヒルズ青春白書・番外編・虫には気をつけろ!」にしたら良かったのに・・・。01,06,17 [投票(7)]
★2スコア(2001/米)主演の2人の名前を聞いて色めき立つ人も多いだろうが、何のマジックも起こらない期待はずれを絵に描いたような作品である。確かに中盤スリリングな展開があることは認めるが、ラスト(製作者はこれをどんでん返しとでも言うのだろうか?)があまりにも読め読めでため息が出てくる。それに加えて最後のノートンの演技は何なんだろうか。危なく「さむっ!」と言ってしまいそうだった。豪華キャストでも良い作品が生まれない例がまた誕生した。01.07.18[投票(6)]
★5アメリカン・ヒストリーX(1998/米)白人至上主義を真正面から捉えた傑作と断言したい。ただ否定側から描くのではなく肯定側と否定側と両方から描いている点が秀逸!E・ファーロングのみせる最後の憐れみの表情に鳥肌が立った。00,1,16 追加・今起こっているテロにかかわっている人またその報復にかかわっている人、この映画を観てあなたたちは何を考えるのか。そう、怒りからは何も生まれない。こういった作品を自分は「真の映画」と位置付けたい。[投票(5)]
★5遠い空の向こうに(1999/米)“傑作”。この言葉が似合う作品。特に男性だとこの作品を「心に残り、気付くと涙がほほを伝わっていた作品」と位置付けるだろう。多くを語りたいが、下手には語れない。00,1,19[投票(5)]
★5少林サッカー(2001/香港)劇場でこんなに爆笑した作品は今だかつて無いと断言できる。出てくる人物の顔で笑わせるなんて一種ずるい感もあるが、独創性は素晴らしく2時間の長丁場をまったく飽きさせず、また何よりサッカーを良く知らない方も爆笑できる作品に仕上げた腕は見事としか言うほか無い!「所詮コメディでしょ」とか「サッカーあんまり興味無いから」とか思っている方、みごとにやられますよ!これぞ爆笑の渦!!02,06,05[投票(4)]
★5ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ(2001/米)初めて感じた感情だった。悲しさ、幸福さ、痛さ、楽しさ、様々な感情がこの作品を包み込んでいた。その感情群に支配されていく毎にヘドウィグの顔が美しく見え、そして声に聞き惚れていくようになる。自分は観終わった後確かに彼に性を超えた恋をした。この作品に出合えた事、この作品を観るきっかけを作ってくれた人にも感謝をしたい、そんな稀有な作品だった。02,03,18[投票(4)]
★5あの頃ペニー・レインと(2000/米)キャメロン・クロウの真骨頂!このジャンルこそが彼が最も活きるジャンルなのだと思う。この作品にはお得意の「一言で観客の心をつかんで揺さぶる」ものが溢れていた。そして出演者全員が見せる一瞬一瞬のあの実直で暖かいまなざし、あれは簡単には出せないでしょう。本当に恐るべしクロウ・・。さあ、皆さんもバスに乗ったらいっしょに歌いましょう!02,02,24[投票(4)]
★4冷静と情熱のあいだ(2001/日)音楽の偉大さに気づかせてくれる作品の好例。下手をすればTVドラマのスペシャル版になりがちな題材を、エンヤの音楽と柔らかい景色で包み込むことにより佳作に格上げすることに成功した。よく、映画のロケシーンに行きたくなる作品があるが、これを観た後イタリアに行って、エンヤの音楽を聞きながらぶらぶら散歩してみたくなった。補足ながら竹ノ内豊の最後の演技にはなかなか感心してしまいました。01,10,04[投票(4)]
★2トゥームレイダー(2001/米)久々に遅いアクションムービーを観た。敵も弱いし、何でも大きくすれば良いってもんじゃないですよ。確かにジョリーがはまり役だというのは分かるが、脚本、演出がしょぼすぎだなこりゃ。01,09,10[投票(4)]
★5シックス・センス(1999/米)実は観る前からネタばらしを受けていたのだが、それを知っていても純粋に楽しむことができた。しかし、このような作品を見ると本当に音楽の重要性というものに気づかせられる。盛り上がる場面をきっちり盛り上げ、そして逆に無音の状態をも音楽にするこのマジックは素晴らしかった。01,06,10[投票(4)]
★4かもめ食堂(2005/日)日本語は食事をしたときの感想(言葉)が他の言語より豊富だという。それだけ食に強い意識がある現れているのだろう。それが強く伝わる作品、食が国境を越えていくというだけでなく、日本食というものが人の心をつないでいく。主演3人の間はあえて言うまでも無く絶品である。食器や家具もまた良し。06.03.21[投票(3)]
★4キング・コング(2005/ニュージーランド=米)ピーター・ジャクソンが『キング・コング』に愛情を持っていることは十分に分かった。でも、その愛が独りよがりの愛になっていて観客が置いてかれていくように感じた。リアルすぎるキング・コングに愛を抱けない自分にも消化不良の原因があるのかもしれない。05.12.12[投票(3)]
★4ALWAYS 三丁目の夕日(2005/日)この時代を生きていない自分もこの作品に対して好意的に思った。その理由は2つある。1つは「自分の感情をさらけ出して、ぶつかり合い絆を深めていく」という自分が考える、現在の人間関係で一番足りないものを描いているという点。人間は科学の進歩と引き換えに、感情のさらけ出し方を奪われたのかもしれない。そしてもう1つは小雪の綺麗な指の長さを堪能させてくれた点。05.11.23[投票(3)]
★5めぐりあう時間たち(2002/米)こんなに美しい映像なのに、心に残る美しい音楽なのに、この映画を観終わるまで自分は呼吸が出来なくなったかのように、猛烈な息苦しさを感じた。女性としての幸せ、一番近いはずの家族にそれが理解してもらえず、苦しみにはまっていく。。胸をえぐられ、自分のその後を考えさせてくれた傑作。03.05.26[投票(3)]
★5アラビアのロレンス(1962/米)砂漠はどこまでも熱く真っ白で、ピーター・オトゥールの目は、限りなく青く澄んでいた。民族・戦争・個人・大衆、こんなに大きなテーマを高いレベルで描ききったこういった作品を、生で劇場でご覧になることが出来た方を本当に羨ましく感じる。また、このような作品がこれからも誕生することを切に望みたい。01,11,04[投票(3)]
★5トレーニング・デイ(2001/米)最初から張り詰められた緊張感は、最後まで弛むことなく持続する。映画を観た後「良かったな〜」とか「面白かった〜」等感じることがあるが、この作品はそういった次元を超えている。この作品の持つパワーは是非多くの方に感じてもらいたい。まさに「必感」の映画である。01,10,09[投票(3)]
★4ハンニバル(2001/米)ストーリーどうのこうのより、全編を包み込む交響曲のような音楽や、ブルーを基調にした美麗な映像が脳に残った。ストーリーに不満を覚えるのは仕方の無い出来だが、映像と、音楽に包み込まれながら浸れることの出来る数少ない作品であることは間違い無いだろう。『レット・ドラゴン』のリメイクでも是非りドリー・スコットにメガホンを取ってもらいたいと思っているのは私だけか。01,10,28[投票(3)]
★5天空の城ラピュタ(1986/日)ここまで完璧な作品はめったに出ないですね。ストーリー、声優陣、音楽、雰囲気、余韻すべてが完全に調和された作品。こういう作品こそ「傑作」という言葉を与えたい。この作品を観てない人、アニメだからといって敬遠している人は映画という文化が残した貴重な財産を逃している人だと断言したい。01,08,09[投票(3)]
★5点子ちゃんとアントン(1999/独)いやー、心が洗われるとはこのこと。主要メンバーの魅力が全面に押し出されていて素晴らしい。さらに、音楽にいたっては、主演の二人の心情を表すかのようにまっすぐで、暖かく、またその情景にぴったりくるような絶品の出来であり、そのおかげで涙腺を刺激された回数は一度や二度ではなかった。「掘り出し物」といったニュアンスがぴったりくるような作品であり、この夏の中の作品でかなり上位に食い込む作品であった。01,08,05[投票(3)]