[コメント] 天使のたまご(1985/日)
まるきり、私のセカイ。時計の針は本当に動き出すのだろうか。
破られることのないたまごの殻、来たるべき日への待望、不安、充たされた孤独の安逸。それだけの映画。
時にエロティックなまでに昂ぶった数瞬を刻む青年と少女の道行き(あのわずかに微笑む口元を見よ!)。たまごの殻に閉じこめられていたのは、青年の夢なのか。
菅野由弘の音楽が美しい。
(評価:
)投票
このコメントを気に入った人達 (1 人) | [*] |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。