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★5甘い生活(1960/伊=仏)デカダンであるとは、行くあてを失ってしまったということなのか。 [review][投票(9)]
★5惑星ソラリス(1972/露)亡霊との対話、だがそれは対話なのだろうか。 [review][投票(9)]
★3ガメラ3 邪神〈イリス〉覚醒(1999/日)頭上を塞ぐ見えない敵。ガメラは咆哮する。 [review][投票(9)]
★4運び屋(2018/米)所謂社会的マイノリティな人達との接触にて禁句的文言であけすけにコミュニケーションするアリー老人を憎めないとすれば、それは自作自演作家イーストウッドの映画的な「徳」故なのだろうし、そんな決して一般化、社会化されない“私性”で人物とその虚構をでっちあげる根性は、それが映画への信に基づくかぎり感動的ですらある。劇中唯一のキャメラ目線は図って観客の目線との無二の切返を演ずる。凄い、と言う瞬間。[投票(8)]
★3パニック・ルーム(2002/米)あるべきでないところにあるべきでないものが浮かんでいるというのは、それだけで、怖い。 [review][投票(8)]
★2ジーパーズ・クリーパーズ(2001/独=米)アメリカの田舎道、高校生の姉弟カップル、人気のない廃屋、襲い来るボロトラック、黒い口を開けた穴、シルエットの怪人…。勿体無い。[投票(8)]
★4都会のアリス(1974/独)少女は大人になる。青年は? ふたりのいくあてのない旅路は続く(のか)。 [review][投票(8)]
★3A.I.(2001/米)スピルバーグの語る「2001年 愛の旅」。壮大で矮小なるロール・プレイング・ゲーム。〔3.5〕 [review][投票(8)]
★3日本の黒い夏―冤罪―(2000/日)制服の女子高生の「良心」。 [review][投票(8)]
★4夜と霧(1955/仏)映像は何も記憶していない。 [review][投票(8)]
★4沈黙 -サイレンス-(2016/米)映画の沈黙が劇場の無音に聴こえてはならない。「沈黙」が″聴こえた″かと言えば、確かに″聴こえた″。「沈黙」とはそれじしんが神の声音だということ。鈴虫と茅蜩の音が交響する地獄めぐり。悪魔的な浅野忠信イッセー尾形。「ただの形だよ、形…」という言葉の逆説的な含蓄を、掌中のその「形」にあられもなく託してこその「映画」。世界の表裏の反転。[投票(7)]
★3二十才の微熱(1992/日)からっぽ青年。 [review][投票(7)]
★2ターン(2001/日)明日が来る。 [review][投票(7)]
★4CURE/キュア(1997/日)× [review][投票(7)]
★3グリーン・デスティニー(2000/米=中国)収まるべき鞘を見出せない少女の剣の切っ先は何処へ向かうのか!?と思ったら、悲恋物語だったのねぇ。剣劇=京劇、重力と戯れる武闘=舞踏、感動的な金属音。〔3.5〕 [review][投票(7)]
★4御法度(1999/日)切り結ぶエロス。生木の裂ける音がする映画。 [review][投票(7)]
★4ブラッドシンプル(1985/米)銀の拳銃。羽虫。腐っていく魚。ライター。焼却炉。世の終わりを説くラジオ放送。スコップ。黒い鳥の群れ、その影。打ち続く道。染み出す血痕。ショットガン。追いつめられた女の汗。水滴。[投票(7)]
★3殺しの烙印(1967/日)男前ぇ〜の殺し屋は〜 香水の臭いがぁしたぁ〜♪〔3.5〕 [review][投票(7)]
★4青春の蹉跌(1974/日)"What to do next?"と言われてもね。ショーケンも、カオリさんも、ふみさんも、レオ氏もみんな若い。それがまたなんとも言えない。 [review][投票(7)]
★2大阪物語(1999/日)池脇千鶴」物語? [review][投票(7)]