コメンテータ
ランキング
HELP

さんのコメント: 投票数順

★3探偵はBARにいる(2011/日)海で隔てられた地方の大都市、歓楽街。雪。完熟と云うよりはやはり半熟活劇(と言いたくなる大泉洋の演じ様)。でもそれなりには面白い。 [review][投票(2)]
★3借りぐらしのアリエッティ(2010/日)大きさと小ささ。こんな見知らぬ世界がすぐそこに広がっているかも知れないというイマジネーション。そして「借り」ぐらし。 [review][投票(2)]
★3ザ・ヤクザ(1974/米)義理とは何か(という愚問)。〔3.5〕 [review][投票(2)]
★2七つまでは神のうち(2011/日)シナリオの辻褄合わせがホラー映画としてのサスペンス効果を殺いでいく。何かに「恐怖」するという感覚は、単なる緊張感の高まり(それは簡単に造り出せる)とは似て非なるものである筈ではないだろうか。 [review][投票(2)]
★3神様のパズル(2008/日)この映画の谷村美月の如き独特の屈折ある女の子キャラに惹かれる心性には、罠がある。その罠に陥らない率直素朴な「べらんめえ」市原隼人の男の子キャラには、誠がある。(終盤の詰めの甘さがなければもっと好印象ではあった。) [review][投票(2)]
★3ジャンパー(2008/米)ウォンテッド』に同じく、超越願望の若者達の為の映画。能力は人格を選ばない、というところにリアリティはある。金満ニートがアメリカの若者の偽らざる願望なのだとして(その身も蓋もないリアリティ…)、それを超えるテーゼが今のアメリカには見出せないということか。[投票(2)]
★3花のあと(2010/日)他愛もないお話なれど、プログラムピクチュアの如きものとして見ればそれで十分。今様時代劇を時代劇にするのに肝要なのは役者の所作と暗闇の照明だと思うが、その点でも十分に合格点。ちなみに、北川景子は髪をあげている時よりおろしている時の方がいい(やはり現代の娘ってことか)。それにしても、嗚呼、桜の花が美しひ。[投票(2)]
★4キャピタリズム マネーは踊る(2009/米)現実を物語に編みあげていくその大胆に心踊らされ、またそこから真正直に「愛と正義」を叫ぶその意気に心絆される。そんなムーアに見える疲労の色は、そのままアメリカの疲労だろう。それにしても、アメリカにはそれでも民主主義、あるいはキリスト教という背骨がある。比して日本には何があるか。[投票(2)]
★3カールじいさんの空飛ぶ家(2009/米)カールじいさんの「落ちない」家。 [review][投票(2)]
★3ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破(2009/日)人類補完計画の罠。〔3.5〕 [review][投票(2)]
★3ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序(2007/日)何の為? [review][投票(2)]
★3アヒルと鴨のコインロッカー(2006/日)物語…なのであろうか、これは。 [review][投票(2)]
★3愛の予感(2007/日)殺し殺された子供達の存在は、誰があがなってやるのか。倫理的に許されない「愛(のようなもの)」を敢えて描くその姿勢に欺瞞はないのか。 [review][投票(2)]
★3Sweet Rain 死神の精度(2008/日)浮世離れした死神というキャラクターが日本離れした金城武と妙にシンクロしているのが面白い。ただ、ジミOL小西真奈美に非常に萌えた自分としては、若い彼女とのエピソードだけで押し切って欲しい気もした。 [review][投票(2)]
★3モスラ(1961/日)モスラを巡るイメージ群は美しい。が、シナリオが弱い。ことが悪人の自己都合だけで悪化していく(そしてそれにしては被害は甚大だ)。つまり悪人の自己都合はそのままシナリオの都合だったりする。[投票(2)]
★3冒険者たち(1967/仏)「青春」レクイエム。 [review][投票(2)]
★3その木戸を通って(1993/日)お話自体に、浮世離れした寓話の様な不思議な味わいがある。それをハイビジョンを駆使した映像美が支えている。 [review][投票(2)]
★4旅の重さ(1972/日)旅の重さは実存の重さ。 [review][投票(2)]
★4太陽(2005/露=伊=仏=スイス)「歴史とは死児を想う母親の哀しみである。」 [review][投票(2)]
★3また逢う日まで(1950/日)「柔弱」、「未完成」。 [review][投票(2)]