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[コメント] 七年目の浮気(1955/米)

マリリンの持つ悲しさを、よくもまあしゃしゃあと映像化した作品。彼女はどんな気持ちで演じたか?
入江たか男

ブロンドでグラマー。いわゆるセックスシンボル。性欲、物欲のはけ口としてしか見られない、中身は見てもらえない。結局、マリリンの人生って何だっただろう?知識を求めてジジイと結婚したり。彼女みたいな白恥美人は中身を愛してもらいにくい、見かけのみ。その寂しさを彼女は体言して死んでいった。そういうマリリンの痛みをまんま描いている。だから悲しい、寂しい。コメディだけど楽しく観れない。でもマリリンは求められたとうりに演じてる。可愛い、いとおしい、でもかわいそう。ラストのとうり彼女は自分の物にはならない男を笑顔で見送って来たのだろう。

(評価:★3)

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