[コメント] 素晴らしき哉、人生!(1946/米)
これはシガラミだらけの田舎者にとっては、人生の指針ですよ。
主人公は単なる家族のしがらみに縛られている男ではない。家族、もしくは家のために田舎に残るとか、会社を継ぐなんていう話はよくあるけれども、この男はその街のために自分の人生を捧げている。ほんとうに、こんなことができる人がいるのだろうか。
「企業はその成長とともに、地域に貢献しなければならない。」などという言葉はよく聞く。けれども、企業の本当の役割は、「企業そのものが常に地域のためにあること」じゃないんだろうか。などなどと我が身を省みたりしてしまう。戒めの映画であります。
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