[コメント] 男はつらいよ 寅次郎恋歌(1971/日)
この作品、もしハタチとか、若い頃に観てたら、きっと良さが分からなかっただろうなぁ〜。 反発していたかもしれないです?。
作中で何度も語られる「りんどう」のエピソードは、 博さんの父役、志村喬さんと、寅さんの二人の「台詞」で何度も繰り返し語られます。 映画なんだから、映像で表現する事もできるでしょうに・・・・ その「語り」は、映像で見せる 数倍の説得力を持っているように感じます。
シリーズを通して、もっとも常識的な台詞を言う役回りの、博ですが、、 母の知られざる本音を語る今回ばかりは、、 「 博さん、、、それは違う(?)」 と、言いたくなりました。 (あ、、いつもかも??(^_^;) しかし、言ってることに間違いはないのです(たぶん)。 正しいんだけど、間違ってると言うか・・ な …う〜〜んんというか・・ モゴモゴ・・ 複雑・・ (^^; ・・・★ぼくの考え方の方が、間違ってますか???★
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深いテーマがある作品ですね。
全編を通して涙腺がゆるみます・・(×_×; 家族でいっしょに観れる作品ではあるのですが、、 ちょっと、、 その、、、・・切ない場面では、顔を上げられないです・・(泣・笑) 泣く代わりに笑う(*^_^*) 「泣き笑い」と言うのが、ピッタリの作品ですね。
おいちゃん役の 森川信さんは、この8作目を最後に降板となります。 (理由は残念ながら、森川信さんの死によります。) おばちゃんとの会話で「・・決まってるじゃないか、死ぬまでよ!」という台詞が でてきます・・。
たびたび寅さんに対し発せられる愛情のこもった「 ・・ 馬鹿だねぇぇぇぇ。」の名台詞は、 このおいちゃんが一番似合ってると思う。 今回、「おい、まくらぁ〜、 さくらとってくれ ・・・・・ 」の名台詞も聞けます(笑) <<こんなつまらないギャグでも、くすり と笑えるのが、 「男はつらいよ」の魅力かもしれないですね(謎) もひとつね〜〜。博さんの兄弟達と写真を撮るシーンも、笑っちゃ行けないんだけど(謎)ミョ〜に笑えます(笑)
実際、周りに寅さんがいたら、迷惑な存在なんだとは、思うのですが、、 実は、だれもが、寅さんの事を好いている。 寅さんは、「幸せ」なんでしょうか??それとも「不幸せ」・・??
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・マドンナ・池内淳子さんとのからみは、何やら「無法松の一生」を連想させます。 ・志村喬さんが、満男(よちよち歩きです)をあやすシーンがおかしかったなぁ〜、、 大名優が、子供すらあやせない演技ってのをしてるのが凄い!
※数ある名作の中でも、★とびきり★の名作のひとつだと思います。
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