原作本は未読なんですが… 読んでなくても、なんとな〜〜く はしょられてる部分が多いんじゃないの？？ と分かってしまう？ 作りでした。 本編は 3時間もある映画なんですが、原作が2冊分ですもんねぇ。

最初の印象として・・ ハリー、ロン、ハーマイオニー がすっかり大きくなっちゃてたところに まず驚きました！ ハリウッド版 「北に国から」 でしょうか（笑）

　良かったなぁ・・と思った部分は、ハリー、ロン、ハーマイオニーの三角関係。

前作の1年後 ハリー、ロン、ハーマイオニーは、14才という設定。 ちょうど、思春期ですね。 ハリーの初恋的な描写やロン、ハーマイオニー、ポッターとの三角関係が少し登場していたんですが・・ なんだか、さわりの部分だけの様で、、 個人的には、もうちょっとこの部分を重点的に掘り下げて描写して欲しかったかなぁ。 なにせ、この時期しか描けないテーマの様な気がしますし・・ 　（*それとも、そのあたりは次回作あたりかしら？） ハリーが中国系の女の子に淡い恋心をいだくシーンがあったんだけど、 あまりにも少なすぎて、何故？　って感じだったし。

100年ぶりに開催されたと言う「三大魔法学校対抗試合」も、とってつけたような印象でした。 　まるで、まんが「ドラゴンボール」の天下一武闘会か？（笑） ラスト、優勝カップにトリップの魔法がかけられてたという設定なんだけど、 なんで ワザに優勝カップに魔法をかけたの？？ もっと簡単に墓場まで送ることもできたんじゃないのかしら？？ と 矛盾を感じた部分です。

それと、前作までは 名前を呼ぶことすら憚れる あのXXX XーXが復活します。 そのためには、どうやらハリーポッターの生き血が必要そうなのですが？ もし競技の途中、ハリーが死んでしまったらどうなるんだろう？？ とか、何故 湖底競技での人質が許されているんだろう？ もし助けられなかったら、いったいどうなっちゃうのん！？(T.T) とか・・細々した疑問が・・f(^ー^;　 それとか、ホグワーツの上級生が亡くならなければならない理由とか・・ ムーディ先生が入れ替わった時とか・・

なんだか、すべて中途半端で煮え切らない感じでありました。

そうそう、最後のハリーとアノ名前を言うのも憚れるあのお方との戦い・・ ひょっとしたら、ハリウッドでは新鮮な？手法なのかもしれないんだけど？ こっち側とあっち側との 光線？が空中でぶつかり火花を散らし押し合う！？・・　というシーンは 日本だと 特撮TVシリーズ等で、さんざん見慣れたシーンで、なんとなくしらけてしまいました。 きっと お母さんが登場し力を貸してくれるんじゃないかなぁ？　 て読めてしまったし・・（実際は父と母でしたが）

やっぱり 全体的に中途半端。

おそらく次回作も 成りゆきで観に行くと思うんだけど・・ なんとなく、先が見えてきたよーな？？　

原作本読めば、また違うのかも？？