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[コメント] コモドVSキングコブラ(2005/米)

これをB級映画と呼んだら、我らが日本の誇る『シベリア超特急』や『北京原人〜Who are you?』に失礼だと思う。
ワトニイ

シベ超』も『北京原人』もいろいろツッコミを入れながら、それなりにハマって楽しく観られたが、この作品の場合、何から何まで安物感が漂い、とにかく酷い出来だった。

例えば…

○ 主人公たちが振り向くと、巨大化したコモドドラゴンやキングコブラが背後に迫っているというシーンが何度もあるのだが、普通気づくだろ? 足音や木々の倒れる気配で。

○ 絶体絶命のピンチにありながら、なぜか切迫感がなく、殆ど慌てる様子もない主人公たち。

○ さらに、拳銃がまったく通用しないとわかったはずなのに、それ以降も敵のコブラらに向かって連射を繰り返す学習効果のない主人公たち。

○ いかにも「ここだけ、他の映像をツギハギしました」という戦闘機のシーン。主人公たちと戦闘機の映像は完全に別々に撮った映像であることがミエミエ。戦闘機が主人公たちの頭上を横切ることは絶対にない。しかも、素人目に見てもわかるくらい、カットごとに機種が変わっている。

などなど、笑うに笑えないツッコミどころが満載。

こんなレベルの映画が公開されるアメリカという国の懐の深さには、ある意味、感心した。

(評価:★1)

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