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[コメント] 忍たま乱太郎(2011/日)

国民の孫=加藤清史郎くんの可愛らしい時期をフィルムに収めたということは意義深い。そういう意味では、三池版『花とアリス』とも言える(<そうか?)
ペペロンチーノ

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

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春夏秋冬いつでもどこでもなんでも撮る三池崇史が、「こども店長、夜は大人だった!」でおなじみ(なわけない)加藤清史郎くん主演で撮った一本。 こうした「人気子役主演&豪華脇役陣」パターンは、神木隆之介くん『妖怪大戦争』でもやってるんだよね、三池は。 前が『十三人の刺客』で次が『一命』らしいから、『忍たま乱太郎』は三池の時代劇三部作の2本目なのかもしれないな。たぶん違うと思うけど。

アニメ「忍たま乱太郎」は「おじゃる丸」の流れで何度か目にしたことがある程度。 キャラクターは似てるんだろうけど、いかんせん映画では多すぎ。ゴチャゴチャしてる。 て言うか、もったいないよね。仮装しなくとも充分怪優達なのに。

しかしこれ、大人“も”楽しめる映画なんだか、大人“が”楽しめる映画なんだか。 鹿賀丈史のシャンソン・ミュージカルなんてかなり可笑しいんだけどねぇ。

すごく分かりきったことを言ってしまえば、三池に芝山努の才覚はないんですよ。 素直さがないと言うか、邪悪だと言うか、三池の映画ってそこが魅力だと思うんだが、 「加藤清史郎くんで実写版・忍たま乱太郎!」って言ったら、普通素直に親子連れが観るわけでしょ。 ホント、映画館で気の毒だったよ。

(11.07.24 ユナイテッドシネマとしまえんにて鑑賞)

(評価:★3)

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