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[コメント] 私は二歳(1962/日)

素晴らしい人間讃歌。和田夏十の脚本は秀逸。とにかくびっくり。(レビュー訂正)
ペペロンチーノ

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







何がびっくりするって、原作が育児書だってんだから、企画した奴は何考えているんだか。そしたら、人は何処から来て何処へ行くのかという壮大なテーマになってしまうからまたびっくり。ひょっとするとその答えは月の向こうにあるかもしれないってんだから(過大解釈)びっくり。赤ん坊のコマ送りアニメや赤ん坊の肩ごしショットにもびっくり。よく観ると人形だけど。

以上のようなレビューを書いていところtredairさんから「原作は育児書じゃありませんよ」とご指摘を受けたので訂正。

育児書じゃないんだってよ。「私は二歳」「私は赤ちゃん」という二冊の併せ技らしい。 その本自体が画期的なエッセーだったんだと思う。『ベイビー・トーク』の元祖的なことが何かに書いてあった。

でもね、素直に映画として面白いと思うんですよ。 実は先日、ケーブルテレビで部分部分を見直したんだけど、ケーキのろうそくのシーンなんかすごいなと。

(評価:★4)

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このコメントを気に入った人達 (3 人)づん[*] tredair[*] 直人[*]

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