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[コメント] ライク・サムワン・イン・ラブ(2012/日=仏)

作中、BGM=背景音楽と呼べるものが無い。音楽は流れてもBGMという使い方ではない。あくまでラジオやオーディオステレオから流れてくる環境音のひとつだったりする。絶妙。凄い。
Myrath

**ネタバレ注意**
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作中、BGM=背景音楽と呼べるものが無い。音楽は流れてもBGMという使い方ではない。あくまでラジオやオーディオステレオから流れてくる環境音のひとつだったりする。その代わり、その環境音が悲しかったり美しかったり切なかったり鬱陶しかったり。(カーラジオから流れてきた高田みづえ「硝子坂」が個人的に懐かしかったり)。こういった音の使い方も絶妙で、中盤で登場人物が流した楽曲「Like Someone in Love」をあのラストで再現させるというのも凄かった。

窓の硝子が割れて登場人物がどうなったか、これからどうなるのかなど先を教えられていない緊張状態のまま、あのホッとする様な曲調の「Like Someone in Love」を流される。と、緊張感は全くおさまらず観終わってからも長く持続し、かなり酷い置き去り感を喰らった気分になった。

因みに:奥野匡は沢山のテレビドラマに昔から出ていて、ウルトラマン第5話「ミロガンダの秘密」(すぐ殺された博士?)、太陽にほえろ!第43話「きれいな花にはトゲがある」(検事役)にも出演しているとのことで見てみたが、その独特な雰囲気は半世紀前から変わっていない気がした。

(評価:★5)

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このコメントを気に入った人達 (2 人)寒山[*] ゑぎ[*]

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