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jollyjokerさんの人気コメント: 投票数順(1/14)

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★4万引き家族(2018/日)是枝裕和は自分の考えを言わない人だと思っていた。しかし本作で、彼は「言わない」のでなく「言えない」のだと確信した。正しい・正しくないではなく、疑問を作品に投影する人なのだ、ずっと考える人なのだ。 [review]たろ, おーい粗茶, サイモン64, けにろんほか8 名[投票(8)]
★3007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2021/英=米)ダニエル・クレイグのジェームス・ボンド最終作品ということで・・・ [review]けにろん, セント, たろ, サイモン64ほか7 名[投票(7)]
★4英雄の証明(2021/イラン=仏)ファルハディは子どもの使い方が上手いと、本作でも改めて感じた。それは、 [review]ゑぎ, けにろん, ぽんしゅう, プロキオン14ほか6 名[投票(6)]
★5ノマドランド(2020/米)ファーン(ノマド)の暮らし方は季節労働で車で移動しながらというものだけれど、それは人々の人生そのものなのかもしれない。決して多くないセリフがしみじみと心に響き、俳優たちの無言の演技と目線が胸に迫る。 [review]緑雨, プロキオン14, おーい粗茶, 週一本ほか6 名[投票(6)]
★4怒りの葡萄(1940/米)三人の影となぎ倒されるボロ家。ひしゃげたトラックにみすぼらしい積荷。搾取されお腹を空かせた人々の希望がことごとくつぶされても、尊厳を保って進む姿に感銘を受ける。それは、フォードの大きな懐と理想の隣人愛が根底にあるから。小さな灯りを多用した撮影も胸を打つ。モノリス砥石, 3819695, ナム太郎, ぽんしゅうほか6 名[投票(6)]
★3三度目の殺人(2017/日)是枝裕和の取り上げる題材も見せ方も非常に興味をそそる。たが、彼はいつも自分の意見を言わない。正解はないとしても、自分の考えはもっと述べてもいいんじゃないかと、毎度思う。 [review]ジェリー, 緑雨, pinkmoon, 死ぬまでシネマほか6 名[投票(6)]
★4イニシェリン島の精霊(2022/英)コルムがパードリックを拒否した理由はこの際どうでもよい。 人間の不条理と孤独・そして自分を見つめる行為を、皮肉交じりに映像化しているのだから。 [review]けにろん, ペンクロフ, ぽんしゅう, おーい粗茶ほか5 名[投票(5)]
★4リコリス・ピザ(2021/米)PTAの描く世の中の不条理と、一風変わった連中の日常を切り取ってはいるが、自信家のゲイリーと人生にくすぶっているアラナが、正統派青春恋物語をグイグイひっぱっていく。 [review]ぽんしゅう, 緑雨, ペンクロフ, けにろんほか5 名[投票(5)]
★3クライ・マッチョ(2021/米)イーストウッドは老いさえ楽しんでいる [review]けにろん, 3819695, おーい粗茶, ぽんしゅうほか5 名[投票(5)]
★3運び屋(2018/米)サスペンス度は低く、好き勝手生きてきたスケベじじいの人生讃歌と少しの懺悔作品。脇の仕事がよいので、爺のメッセージが沁みる。本当にもうこれが最後の作品かもしれない感を強く抱いた。本人に悔いはないだろうから見ていて納得。 [review]ロープブレーク, ぽんしゅう, おーい粗茶, ナム太郎ほか5 名[投票(5)]
★3グリーンブック(2018/米)俳優は光っていた、だが、やはり白人(差別する側)目線の脚本。 [review]寒山拾得, おーい粗茶, 死ぬまでシネマ, 水那岐ほか5 名[投票(5)]
★4マンチェスター・バイ・ザ・シー(2016/米)殻に閉じこもるだけではやはり前には進めない。否が応でも他人となんらかのかかわりをもつことで見えてくるものがあるのだ。窓から眺める景色は辛い思い出だが、その先の海は広がりを見せ、サメがいようとも、人生の舵を取っていれば進んでいけるのだ。エンジンは新しいのだ。 [review]緑雨, けにろん, 週一本, セントほか5 名[投票(5)]
★4ファースト・マン(2019/米)狭い宇宙船に閉じ込められている閉そく感を、激しく揺れる画面と音響で最大限表現した映像は、かつてない臨場感で迫ってくる。命をかけるという恐怖をこれほど感じた作品はない。月面着陸という前代未聞の偉業を成し遂げた男の内面を支えたものは何だったのか、強さと切なさを併せ持った男の内面をさぐる。 [review]Orpheus, ナム太郎, おーい粗茶, けにろんほか5 名[投票(5)]
★4フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法(2017/米)作品でことさら社会批判するのではなく、現実を現実として映し取るショーン・ベイカーの目は、キャストそれぞれの隠された一面を捉える。そのやり場のない悲しみを、パステルカラーの背景に添えて。 [review]DSCH, 週一本, けにろん, 寒山拾得ほか5 名[投票(5)]
★3ブルックリン(2015/アイルランド=英=カナダ)シアーシャ・ローナンの目に惹きつけられる。田舎の女の子がニューヨークっ子に変貌していく様子も素敵。グリーンの着こなしは時とともに変化してくが、アイルランド人の誇りであるキーカラーを最後までアクセントにしているところもオシャレ。 [review]ロープブレーク, けにろん, ぽんしゅう, 緑雨ほか5 名[投票(5)]
★3タンポポ(1985/日)たんぽぽは五郎によって開花させられた、おいしいラーメンを作る=「いいセックスをする」なのだ。 [review]緑雨, ぽんしゅう, ゑぎ, DSCHほか5 名[投票(5)]
★4福田村事件(2023/日)ドキュメンタリーで人間の心理をえぐってきた監督がドラマを作ったらこうなった。見事だ。 [review]クワドラAS, おーい粗茶, けにろん, ぽんしゅう[投票(4)]
★4聖地には蜘蛛が巣を張る(2022/デンマーク=独=スウェーデン=仏)オープニングから犯人を明かすものの、徐々にその人物の人となりを丁寧に見せていく手法が効果的だ。さらにタイトルの背景となるイランの聖地マシュハドに灯る灯りと街並みが蜘蛛の巣のようで不気味である。 [review]ひゅうちゃん, ゑぎ, ペンクロフ, けにろん[投票(4)]
★4コーダ あいのうた(2021/米=仏=カナダ)2014年のフランス映画『エール!』をリメイクした本作は、オリジナルを超えた! [review]けにろん, おーい粗茶, ゑぎ, シーチキン[投票(4)]
★4ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ(1984/米)そもそもイタリアンマフィアでなくユダヤ人を主人公に据えた点でこの映画は成功してい る。多民族と交わるのを良しとしない宗教観・民族観を、ファミリーとしての絆、錬金術に長け、お金に執着するユダヤ人としての仁義に据えているからだ。 [review]ゑぎ, ナム太郎, けにろん, ぽんしゅう[投票(4)]