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jollyjokerさんのコメント: 投票数順

★4スポットライト 世紀のスクープ(2015/米)教会が組織的に児童性的虐待をしていたことよりも、その隠蔽されてきた事実を丁寧に誠実に調べ上げ白日の下にさらした「スポットライトチーム」の軌跡。前半は手探りの彼らが、後半は徐々に勢いを増し一気に特ダネ開示というスピード感。キャストもはまり役で脚本も説得力があり見ごたえがある。 [review][投票(1)]
★5プレイス・イン・ザ・ハート(1984/米)料理と家事をするだけで何も知らなかった奥さんが、家庭を守るために知恵とふんばりで一人の人間として成長する物語。このエドナを通して、夫ロイスがいかに正義感あふれる家庭思いの男だったかがうかがえるところも重要。 [review][投票(1)]
★5サウルの息子(2015/ハンガリー)淡々と「仕事」に向き合うサウルが息子と対峙してから、目つきが変わる。その強い意志と緊張感にわたしもひっぱられる。息苦しい。ただただ気圧されて息苦しい。 [review][投票(1)]
★3その夜の侍(2012/日)葛城事件公開前に赤堀雅秋作品を見ようと思った。まんまと山田孝之安藤サクラの二人に持っていかれた。だけどラストがつまらない。プリンの扱いも違う。葛城事件保留にするかな。 [投票(1)]
★2ニューヨーク、アイラブユー(2008/米=仏)雰囲気一番、脚本二番、三時のおやつはイーサン・ホーク。ただ自分たち(監督たち)だけが楽しかったんだろう、しっくりこない。ぜんぜんニューヨークじゃないし。[投票(1)]
★4サクリファイス(1986/スウェーデン=英=仏)あまりに直接的に視覚を刺激するハリウッド作品を見続けると麻痺しそうになるイマジネーションをかきたてるタルコフスキー作品。演劇とみまごうような動と静の応酬に平伏。モノクロにも色彩を感じ、BGMなしでも音を感じさせる緊張感。[投票(1)]
★4ブリッジ・オブ・スパイ(2015/米)冒頭の保険金賠償交渉でドノヴァントム・ハンクスの人物と交渉ポリシーを明かしてストーリーは進む「交渉ドラマ」。スピルバーグ戦法はわかっているのに観客を引き込んで上手いよ。いかにも!じゃないスパイ役のマーク・ライランスの存在感が秀逸。 [review][投票(1)]
★4インサイド・ヘッド(2015/米)心や脳内をあのような映像にしちゃうディズニー/ピクサーに脱帽!大人にも子どもにもしんみり伝わる「思い」は、消えてしまったようで決してなくならない。見方を変えれば形が変わっただけだよというメッセージ。[投票(1)]
★3ケープ・フィアー(1991/米)ニック・ノルティが軽すぎる、ジュリエット・ルイスがいやらしすぎる、デ・ニーロのボディがイケすぎてる。この三重苦が古クサ〜〜〜く見えてダミだこりゃ。[投票(1)]
★4裁かれるは善人のみ(2014/露)暗いトーンと寒々とした北の自然に圧倒される救いのなさ。権力に押つぶされるコーリャの家族に少しの光もなく後味は悪い。しかもカメラが見据える現実、特にラストシーンは胸に迫る。[投票(1)]
★3アリスのままで(2014/米)病人当人のジュリアン・ムーアはメイクも含め上手い。だけど家族に病人がいるって、もっとギスギスキーキーカリカリどんよりバタバタするんじゃね? 表面的な問題提起で終わった。キレイすぎ。 [review][投票(1)]
★3サンドラの週末(2014/ベルギー=仏=伊)サンドラの苦境というより、同僚を取り上げることで、それぞれの状況があらわになる過程が面白い。 [review][投票(1)]
★4アメリカン・ビューティー(1999/米)「変!」って思われてる人が実は一番自信を持って生きていて、そのまっすぐさは生きにくさでもある。みんながみんな悲しい人で、だからとても悲しい映画だ。[投票(1)]
★5はじまりのうた(2013/米)今よりほんの少し相手を思いやると、なんだかうまくいく。そんな感じ。悪い人がでてこなくてキュン&ほんわか。スティーブジェームズ・コーデンサイコー。 [review][投票(1)]
★4ターミネーター:新起動/ジェニシス(2015/米)ターミネーターは1、2、おまけで5ってことの証明。制作側もファンの心理をよくわかっているので随所にニヤリとするシーンがあり思い出に浸りながら見られた。ターミイネーターは大人のおとぎ話ですからね。 [review][投票(1)]
★4ディア・ハンター(1978/米)A deer has to be taken with one shot. ワンショット、これに尽きる。 [review][投票(1)]
★4おみおくりの作法(2013/英=伊)ジョン・メイエディ・マーサンは静かに誠実に生きた。でもふっきれていつもと違うことしちゃったからね。 [review][投票(1)]
★3ダンサー・イン・ザ・ダーク(2000/英=独=米=オランダ=デンマーク)15年目の再見。当時は「貧乏」「障害」「無教養」「無垢ぶったビョーク」「手ブレ映像」の五重苦で大嫌いだったけど、今回見直して「こうしか生きられない人がいる」ことがわかった。生きにくい人、まさに自分(トリアー)の鏡なんだろう。[投票(1)]
★3恋するリベラーチェ(2013/米)昼メロ!シリアス風なんだけど、なんか笑っちゃうのはなんでだろう。制作側もふざけてるというか、ゲイを半分小バカにしたように楽しんでたんじゃないだろうか。嗜好やファッションセンス、立ち居振る舞いなんか。 [review][投票(1)]
★4オール・イズ・ロスト 〜最後の手紙〜(2013/米)美しい水中とは対照的に、ボートの上は恐ろしく孤独だ。淡々と生をつなぐ、正々堂々の皺フェイスのロバート・レッドフォード。孤高の人生にこそ深い意味があるとでもいうようなメッセージを感じた。 [review][投票(1)]