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jollyjokerさんのコメント: 投票数順

★4search/サーチ(2018/米)インターネットなしでは考えられない生活を、これほど巧みに映画の中心に据えて展開させる上手さにうなった。そして脚本の伏線が気持ちよく見事にピタッと収まって行く。撮影自体は二週間、下準備や編集等に二年間を要したという苦労に拍手。[投票(1)]
★4判決、ふたつの希望(2017/レバノン=仏)感動した、とか、良い映画、という感想はじっれたいだけだ。これは、考えなければいけない、考えて自ら実践しなければならない作品です。 [review][投票(1)]
★3オーシャンズ8(2018/米)やはりソダーバーグにはかなわないということを再認識。ゴージャスなんだけど何か違う、何か物足りないという監督の力量。[投票(1)]
★3焼肉ドラゴン(2018/日)在日コリアンがなぜ韓国に帰らない/帰れないのかというくだりは、寒山さんがおっしゃる通り。しかし「在日問題」以前にシンプルな家族モノとしては、それぞれのエピソード不足で泥臭いドタバタ劇止まり。[投票(1)]
★330年後の同窓会(2017/米)役者三人がはまっており、ようやく心の中のわだかまりに折り合いをつけた中年少年たち。 [review][投票(1)]
★3ゲティ家の身代金(2017/米)甘い生活』を彷彿させるオープニングシーンが素晴らしく、犯人グループのチンクアンタロマン・デュリスが好演。一方、元CIAのチェイスマーク・ウォールバーグがデキる男とは思えないキャスティングであるばかりか、チェイスの存在が生かされない脚本に肩透かし。クリストファー・プラマーは品があり過ぎてケチぶりもいやらしくないので物足りない。 [review][投票(1)]
★4モリーズ・ゲーム(2017/米)頭が良くて自信満々の女性役が板についているジェシカ・チャステインの、強気の行動と機関銃トークで少々疲弊するが、現在と過去のシーン切り替えで程よく進行する。ただし、ポーカーにはまっていく客が掛け金を引き上げざるを得なくなる緊張感と必死さの描写はやや弱い。 [review][投票(1)]
★3アトミック・ブロンド(2017/米)女007よりクールで強いシャーリーズ・セロンにしびれまくる。続編もあるようなので、007でQの役回りと同等のメルケルビル・スカルスガルドや、時計屋のティル・シュヴァイガーに注目したい。[投票(1)]
★4ゲット・アウト(2017/米)ホラーという分類もされていたのでビビッて見たが、血なまぐさいホラーとは違った恐怖感と、こう来たか!?という斬新なプロットにグワシっと引き込まれた。 [review][投票(1)]
★3ダンケルク(2017/英=米=仏)デジタルでなくフィルムでの撮影というこだわりは「すごいな」と思う。しかしそれ以上に、BGMや効果音が神経に障るのだ。そして閉所での予期せぬ事故やパニック。これが大戦の恐ろしさと弊害なのだというメッセージはしっかりと受け取った。 [review][投票(1)]
★3ダーティハリー3(1976/米)走る。シンプルに走って追いかける。ムーア刑事を信頼してしまう。これが「3」の最高の場面だ。 [review][投票(1)]
★4麦の穂をゆらす風(2006/英=アイルランド=独=伊=スペイン=仏)大がかりな戦闘シーンがなくても、戦争が人を、裏切り、憎み、壊してしまうことを突きつける。そして、ストーリーのすべては冒頭のハーリングシーンに集約されている。 [review][投票(1)]
★2さよなら渓谷(2013/日)セリフと演技がしっくりこないのは、イメージが先行して、役者と監督が互いに独り相撲をしているのではないか。 [review][投票(1)]
★3オクジャ okja(2017/米=韓国)動物愛護と倫理感のせめぎ合いを、メディアを揶揄しながら進むストーリーに新しいものはないが、考えさせられるテーマではある。画面も非常に美しい。『となりのトトロ』を思い出させるようなシーンが何度かあった。 [review][投票(1)]
★5ぐるりのこと。(2008/日)下ネタ会話をいくつも披露しているにもかかわらず、それが下品に映らないのは、「性」を下品なものと捉えていない監督の考えによるものだろう。ふざけ半分でない真摯な「生きる性」の考え方が根底にあることで、そのぐるりにあることがらと同時に尊いものだと思えるのだ。 [review][投票(1)]
★4パーフェクト・ワールド(1993/米)父親の愛情を知らない二人が、期せずして疑似親子として旅するうちに、一人の男として自分に気づいていく。淡々と進むストーリーが却ってそれをしみじみ感じさせる。 [review][投票(1)]
★4アルカトラズからの脱出(1979/米)脱獄モノは、本来は悪人である囚人を応援し、刑務所長や看守を敵視してしまう。そして、オチはわかっているものの、キャストの造形や細部の演出のうまさに引き込まれる。なんだかんだ言ってもイーストウッドはカッコイイのだ。[投票(1)]
★4ピアニスト(2001/仏=オーストリア)抑圧されたというか、自らを抑圧してきた40女の欲望はへそ曲がりなのである。能面のようなユペールがそのおぞましさを増幅して、コミュ障の思い込みを絞りだすのだ。強くて弱い一人の人間として、最後は生き返る。[投票(1)]
★3ジョン・ウィック(2014/米=カナダ=中国)善悪とか復讐をちらつかせるだけで、ほとんど説得力のない大暴れ。2も3もあるようだがこれ、キアヌの暴れ具合より、掃除屋などの脇に注目すればシビレるレベル。[投票(1)]
★4ラ・ラ・ランド(2016/米)ミュージカルだから素晴らしいわけではなく、熱意を持った監督が、愛する映画へのオマージュいっぱいの作品を作り上げたから楽しめるのだ。夢と現実を生きる青春映画として。 [review][投票(1)]