元々、映画のアイアンマン自体原作の超豆腐メンタルなそれに比べたらいささかチャラすぎる性格をしていました。

今回の映画で悩みや人間的なもろさを経験して原作のトニー・スタークにあの情緒不安的な性格に似てるようになったとはおもいます。

「死んだ！」とおもってたキャラを生かしておいたということについても好感。

ラストの不器用回収の場面もよかったです。

問題はこのシリーズ特有の弱点なんですが、ヴィランが小物だったり、イマイチ印象に残らなかったりします。

1のジェフ・ブリッジスは会社の利益を大事にするリーマンくささが逆に独自の大物感がでてたんですが・・・。

あと、何よりも燃えるシーンがそんなになかったということですね。

「２」での共闘シーンはよかったじゃないですか。

シナリオはクソでしたが、あそこは最高だったですよ。

まぁ今作はそれらに比べても「うおおおおおおおおおおおおおお！！！キターーーーーッ！！！！」っとなるような「燃え」がなかったです。

まあ、悪い映画ではないですけど燃えが足りなかったです。