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[コメント] 巨神兵 東京に現わる(2012/日)

海外のクローバーフィールドやトランスフォーマーどころか、樋口監督の過去作である「ガメラ3」に比べればなんというか巨大怪獣を表現技法で見劣りを感じるという体たらく。ぶっちゃけショボい。というか失望した。
がちお

はっきり言って、失望した。

怪獣映画を日本で短編映画でも撮るときいたので俺は聞いてちょっとは期待していた。

何もクローバーフィールドやトランスフォーマーぐらいの映像を期待してたわけじゃない平成ガメラシリーズ3部作を越えるような映像を期待していた。

あれから10年以上たってる、ちったぁスキルが上がっているべきだろう。

で、この出来である。

ミニチュアはウルトラマンガイアの最終回なんかでみたようなもんと変わらないできだし、怪獣のコマ撮り映像に関してもレイ・ハリーハウゼン作るのそれにの足元にさえ及んでいない。巨大感も実在感も薄くただただ懐古趣味に走っただけの映画だった。

どうやら・・・この映画の企画は「特撮博物館」の映像の企画らしいが所詮歳を食ったオタクの過去へのノスタルジーに過ぎないのだろうか全く技術に進歩がみられない。

その企画自体が「特撮オタク以外お断り」というものならはっきりいって企画自体が間違っているんじゃないだろうか。

というかそもそも、そんなものを劇場用映画と同時上映にするのはちょっとナンセンスじゃないか?

過去へのノスタルジーもいいが、未来に向けてどのようなものをして未来の才能へつなげるかという努力を感じられなかった。かつての特撮オタクだった人間にしか向けられてないものではっきり言って凄くダサいとおもった。

はっきりいって俺は「怪獣映画」が好きなのであって「特撮」というものにはあまり興味がない。

特撮は技術であって、怪獣をいかに表現し魅せるかが大事なのだ。

「特撮好き以外はおよびじゃない」?そんなのでいいのか?

海外が「トロールハンター」だとか「グエムル」のような怪獣映画を撮っている今現在、ファンがそんなことを言ってる場合ではないんじゃないのか。

これに比べたらエヴァQなんてはっきり言ってまだマシである。

(評価:★2)

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