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★3 | ハムレット・ゴーズ・ビジネス(1987/フィンランド) | 二重顎のピルッカ・ペッカ・ペテリウスは三島雅夫を彷彿とさせ、真面目に演れば演るほどハムレットは間抜けになる。 [review] | 3819695 | [投票(1)] |
★5 | カラマリ・ユニオン(1985/フィンランド) | 60年代以降世界で無数に撮られただろう「ゴダールベースの微笑ましい学生映画」の頂点であり、愛さずにいられないし、叩き込まれた才能溢るるアイディアの連鎖は素人には到底手の届かぬもので、嫉妬せずにいられない。 [review] | 3819695 | [投票(1)] |
★3 | プレイス・イン・ザ・ハート(1984/米) | 見処は風俗描写であり、特に綿花摘みの詳述は素晴らしく、記憶に刻み付けられた。今後は綿花摘みと云えば本作を思い出すだろう。 [review] | ぽんしゅう, けにろん | [投票(2)] |
★4 | コントラクト・キラー(1990/フィンランド=スウェーデン) | キートン『ハード・ラック』から始めて話は脱線を繰り返し最後に元に戻る(含『ハード・ラック』のネタバレ)。 [review] | ゑぎ, 3819695, けにろん | [投票(3)] |
★2 | すかんぴんウォーク(1983/日) | 「モニカ」なる主題曲は佐野元春「アンジェリーナ」のパクリだろう。一方映画は『不良少女モニカ』とは何の関係もない。 [review] | ぽんしゅう, けにろん | [投票(2)] |
★2 | 白い花びら(1999/フィンランド) | サイレントで都会と田舎を描いて『サンライズ』に勝負をかけた具合であり、そして全ての面において負けている。まるで勝つ気なんかなさそうな素振りがらしいのではあるが。 | 3819695 | [投票(1)] |
★4 | 愛しのタチアナ(1994/フィンランド=独) | フィンランド横断、ヘルシンキからタリンへの渡航という地理の詳述に優れており、異邦人との交流は『希望のかなた』を予告している。 [review] | 3819695, けにろん | [投票(2)] |
★3 | 浮き雲(1996/フィンランド) | 新珠主演で百辺ほど観たような話で、そこから愁嘆場を消してユーモアを加え、地獄巡りに耐力のない観客にどう観せるかに腐心しているげな印象。 [review] | けにろん | [投票(1)] |
★2 | 男はつらいよ 寅次郎夕焼け小焼け(1976/日) | 山田洋次まさかの拝金主義映画 [review] | ぱーこ | [投票(1)] |
★5 | しとやかな獣(1962/日) | 金に細かい新藤色の勝った作品で、戦後とともにどんどん煮詰まり行く彼の閉塞感の優れた中間報告の趣。続編は『絞殺』か。 [review] | 青山実花, ゑぎ, ぽんしゅう | [投票(3)] |
★3 | 男はつらいよ 葛飾立志篇(1975/日) | 一番いいのが夢オチの倍賞千恵子のアリア、二番目が冒頭の桜田淳子の「お父さん」、三番目が大滝秀史の味な坊さん、で後は小林桂樹が持たせるだけで何もない。 [review] | ぱーこ, ぽんしゅう, けにろん | [投票(3)] |
★4 | 男はつらいよ 寅次郎相合い傘(1975/日) | リリーと並ぶとさくらが冴える。船越英二の慰労会。 [review] | ぱーこ, ぽんしゅう | [投票(2)] |
★4 | 男はつらいよ 私の寅さん(1973/日) | あいつはいつも除け者にされているから性格が兇暴です。 [review] | ぱーこ, ゑぎ, ぽんしゅう, けにろん | [投票(4)] |
★4 | 人生劇場 飛車角(1963/日) | 佐久間良子は幾ら絶叫芝居をしても爽やかさが微妙に残りベトつかず、この余裕が全編を支えている。お千代坊の本間千代子は本作から芸名を貰った訳ではない。これ以前に出演作があるからである。 [review] | ゑぎ, けにろん | [投票(2)] |
★5 | 暗くなるまで待って(1967/米) | 色んなことがあったサスペンスが終わった後も心に残るのはオードリーの凛とした佇まいであり、これは数多ある盲人映画のなかでも突出している。ここがとても好きだ。 [review] | けにろん | [投票(1)] |
★3 | 盲獣(1969/日) | アングラ劇タッチは愉しく俳優単位では素晴らしい作品。最初から逝っちゃっている抜群の船越英二を彩る緑魔子の抑揚素晴らしく、千石規子さんのガラッパチばあさんもさすが。 [review] | 水那岐, けにろん | [投票(2)] |
★4 | 男はつらいよ 寅次郎恋歌(1971/日) | 前7作までのパターンのパロディで笑わせて泣かせる。喜劇シリーズの美味しい頃合(含『サーカス』のネタバレ)。 [review] | ぱーこ, ゑぎ, けにろん | [投票(3)] |
★3 | 女学生ゲリラ(1969/日) | 人里離れた山中の舞台化という主題からしてゴダールとかぶるが、学園ドラマ的な作劇は過激に抽象的で超然としたゴダールと比べていかにも頭が悪く、日本人には革命など無理だという感想を惹起する。 [review] | ぽんしゅう | [投票(1)] |
★3 | それから(1985/日) | 藤谷美和子を別嬪に撮ろうという目的は見事に達成しており、秀逸なラストはじめ撮影美術の外連味が愉しい。この方法を森田が捨ててしまったのは惜しいことだった。 [review] | ぽんしゅう, けにろん | [投票(2)] |
★4 | トリュフォーの思春期(1976/仏) | コント集としてとても充実しているのがまず美点。これもトリュフォーのハリウッド伝統渉猟の成果に違いない。 [review] | けにろん | [投票(1)] |