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寒山拾得さんの人気コメント: 更新順(10/61)

人気コメント投票者
★4石の花(1946/露)子供向けファンタジーに纏めてあるが、技術者の業と異界の美術に民話らしい常識外れがありここは凄い。 [review]ペンクロフ[投票(1)]
★4太陽の蓋(2016/日)菅当時首相側からの福島原発事故対応への弁明とテンコ盛りの東電批判。主張において『Fukushima 50』と一対なんだろうが、あなたメジャー館封切こなたマイナーという配置自体が現在の政治状況のトレースという感想。 [review]ぽんしゅう[投票(1)]
★5汝の敵日本を知れ(1945/米)ほぼ正確で穿った大日本帝国の素描。反転させればネトウヨの国家観とまるで同じであり、高市某か稲田某辺りの朗読で日本語版つくったら、そのままその筋の研修ビデオになるのではないだろうか。 [review]水那岐[投票(1)]
★5MINAMATA -ミナマタ-(2020/米=英)天才の優れた晩年の処し方と公害事件の典型を描いて堂々の出来。フォーエバー・ヤングが泣かせる。 [review]ペンクロフ[投票(1)]
★1スパイ・ゾルゲ(2003/日)意味が判らないのでこの監督のエッセイを読んだのだが、衒学的なだけで纏まりのない脱線連発でさらに混乱した。作風はもう映画もエッセイも区別ないのだろう。俺は色んなこと知っているんだと自慢するだけの床屋談義。 [review]ぽんしゅう[投票(1)]
★1海賊とよばれた男(2016/日)小説からして史実とは相当違うらしく、それをあたかも史実のような話法で綴られると、映画はそれ相応に退屈になる。綴られるのは作者の非現実的な願望に過ぎないように見えてきてシラケるのだ。 [review]緑雨[投票(1)]
★3CURE/キュア(1997/日)当時の脳科学ブームからネタ拾ってきたのだろうが、リアルな症例より当然印象薄くなる。何十年にもわたってテレビでじゃんじゃん取り上げられているのだから、オカルトが「権力の弾圧受けた」なんてポーズも芳しくないだろう。 [review]けにろん[投票(1)]
★3集団左遷(1994/日)バブル後の不動産屋を描いて物語は定型だが「仕事を与えられたら仕事をしてしまうサラリーマンの性」について細部はいろいろ学びがある。こだま和文のダブのテーマ曲が格好いい。 [review]けにろん[投票(1)]
★4恋する女たち(1986/日)ツンケン尖んがったアイドル映画角川系。全員片想いの少女漫画らしい条件闘争で平凡な時間帯が長すぎるが、明るいレズビアンの小林聡美の件だけは突出していい。彼女に1点加点。 [review]ぽんしゅう[投票(1)]
★3華麗なる一族(1974/日)話は駆け足で撮影美術も凡だが、大企業の悪巧み総覧の趣で方々に黒い笑いがある。昔はこんなTVドラマがたくさんあったものだ。ヤマサツ流悪役天国は京マチ子西村晃が体現し、無言で鼓叩く月丘夢路のヴァルネラビリティが強く印象に残る。 [review]ぽんしゅう[投票(1)]
★5ハレンチ学園(1970/日)左卜全から十朱幸雄まで邦画全盛期の名優が『花の応援団』みたいなコントを堂々展開する様に開いた口が塞がらない。邦画も1969年に何かが失われたのだろう。助監督小沼勝がハマりすぎ。 [review]ぽんしゅう[投票(1)]
★4日本列島(1965/日)謎解きではなく市井の丁寧な描写の積み重ねに眼目を置き、佐野浅夫らの悲劇を際立たせている。民藝の豪華布陣のなか芦川いづみ好演。姫田のキャメラも素晴らしい。 [review]ペンクロフ[投票(1)]
★3第50回全国高校野球選手権大会 青春(1968/日)私が子供の頃は高校野球はプロ野球より人気があり、プロスポーツは小バカにする風潮があったものだ。「青春」なんて如何わしいタイトルがその後の凋落を予感させてもいるとも思うが。 [review]ぽんしゅう[投票(1)]
★4拝啓総理大臣様(1964/日)時代から取り残された芸人世界を描いて力強い好篇。『キクとイサム』のキクみたな壺井文子に好感、渥美清の関西弁が珍しくて面白く、突き抜けた加藤嘉の酔っ払い芸が素晴らしい。 [review]けにろん[投票(1)]
★3野性の証明(1978/日)中野良子薬師丸ひろ子は私的に声が好きな二大女優。あの顔から何であの声が出るのか不思議。本編そっちのけで聞き惚れる。 [review]ペンクロフ, 死ぬまでシネマ, tredair, poriほか5 名[投票(5)]
★5ウェンディ&ルーシー(2008/米)ホーボーのちっちゃな女ひとり。ノーメイクのミシェル・ウィリアムズの気骨に圧倒される。 [review]けにろん, 袋のうさぎ[投票(2)]
★4タクシー運転手 約束は海を越えて(2017/韓国)笑って泣いてのソン・ガンホ劇場で『トラック野郎』タクシー版の趣。覗き見た事件は断片ゆえの生々しさがあり記憶に残る。政治を語る娯楽映画としてひとつの理想的な出来。 [review]DSCH, pori, たろ, おーい粗茶[投票(4)]
★4野いちご(1957/スウェーデン)私が映画を観始めた頃、本作はオールタイムベストの定評があったものだった。現在は『めまい』などにその座を奪われている。個人的には当時の見識のほうが大人、いまは映画が過度に細分化、趣味化していると感じる。 [review]おーい粗茶, Myrath, セント, DSCHほか5 名[投票(5)]
★5日本の悲劇(1953/日)元祖松竹ヌーヴェルヴァーグ。ざらついた撮影、ワンシーン・ワンカットの連発、唐突な回想、音声のカットなど、実に斬新。 [review]太陽と戦慄[投票(1)]
★5殴られる彼奴(1924/米)チャップリンの隠し味的なペーソスを全面展開してインパクトもの凄い傑作。吉本のハリセンもまた「悪意に満ちた無教養の暇人を喜ばせていた」ものだと思わされる。「人間ってバカね。殴られるピエロで笑うなんて」。 [review]ぽんしゅう[投票(1)]