[コメント] (秘)女子高校生 課外サークル(1973/日)
こちらは遠回しに引用された連合赤軍事件で、時代を即興で収めた意味はあるのだろうが、この楽天的なタッチは何だったのだろう。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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背景は美しく撮られた雪の浅間山。最後は再出発。売春組織のユートピアが示されるのは、山岳ベースの総括リンチのパロディなのだろうか。その他、佐藤慶が殿山泰司を引用して女と男は話が通じないと説いたりするのも浅間山の化粧する女性へのイジメなどが想起されたりする。
映画評論家の佐藤重臣が風呂場でフィーバーしているのも、何か深い意味があるのかも知れないし、ないのかも知れないし。はしゃいでいる場合だろうかと疑わしい。あさま山荘事件が72年2月だから一定事実に即して撮られているはずで、それにしても内容が薄いという感想が残る。それとも何か別の(極左にかかる肯定的な)情報に依拠してつくられたフィルムなのだろうか。
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