[コメント] 裸の銃弾(1969/日)
ヤクザの内部抗争もので何かフツー。原題は『やわ肌無宿 男殺し女殺し』でタイトルもそう記され、物語もそんなものだ。吉沢健はいつも格好いいなあぐらいの感想。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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音楽は「山下洋月トリオ」とあり、まるでドシャメシャせずに新主流派ジャズが流暢に奏でられていて実に如何わしい。当時の山下洋輔トリオはフリーで売り出しているから、フツーのジャズは演奏していなかった(しようと思えば幾らでもできただろうけど)と思っていたのだが、どうなんだろう。
ヤクザのリンチやら指つめやらだけがカラーで描かれてエグい。挙句に女はヤク中の立ちんぼう、ばったり出くわす夜の場末、という洒落にならない展開。二度あるお寺での銃撃戦は感じよく撮れていて見処で、お寺の鐘がいいアクセント、煩悩を現すのだろう。ラストの階段滑る鞄も好感。うまく纏めるものだ。
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