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[コメント] 水戸黄門(1960/日)

1960年に御用提灯の後ろ側にいるのが東映のスタンスだったと判ってシラケる由比正雪もの。東映オールスターの真ん中にいるのが杉狂児原健策という配列は好ましい。
寒山拾得

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







月形龍之介の黄門は似合っており大友柳太朗中村錦之助の好男子、親友振りは評判通り愉しいのだが、他に何もない。息子の大川橋蔵他は地味だし、詰め込み式で不明なエピソードがあり、三島雅夫が何で泣いているのかよく判らなかった。底の抜けた籠に乗る岸井明はとてもヤサグレていた。

由井隼人なる正雪の息子が連続放火による浪人の乱を企図し、橋蔵が幕府に浪人救済の改革案を提示する、という話。山形勲は宴席に金貨仕込んでいたりして悪人扱い。ドリーでの急アップが再々心理描写に使われる。

(評価:★3)

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