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寒山さんのコメント: 投票数順

★4この世界の片隅に(2016/日)アウシュビッツの後で詩が書けなくなるすず、聖女チェチリアの境地に至る。 [review][投票(10)]
★4そこのみにて光輝く(2013/日)高橋和也の狂気の物語でもある。指の臭い嗅がせるか普通。ああいう上役ってどこにでもいるものだが、そうか奴らも狂っているのか。 [review][投票(9)]
★3風立ちぬ(2013/日)震災の折に低く鳴る地響き、俄雨に低く流れる黒雲、紙飛行機の放り合いと、素晴らしいシークエンスが続く。擁護したくてあれこれ考えたが、上手くいかなかった。 [review][投票(8)]
★5晩春(1949/日)二人で観る能舞台の演目は「杜若恋の舞」、身分違いで結ばれなかった在原業平と恋人杜若に憑依された者の狂気の舞であるらしく、原節子の狂気を見事に具象化している。 [review][投票(6)]
★5驟雨(1956/日)イジワル婆あちゃん水木洋子とヤルセナキオの絶妙な相性が産んだ傑作。紙風船は落下することなく浮遊し続け、ふたりの勝負は永遠に続くだろう。 [review][投票(5)]
★3家族はつらいよ2(2017/日)橋爪対西村のショボい覇権争いの愛らしい情けなさよ。 [review][投票(5)]
★5二十四の瞳(1954/日)戦後版『陸軍』、創作童謡映画、贈与の映画、悪役の映画、ロングショットの傑作。 [review][投票(5)]
★5パッチギ!(2004/日)加藤和彦の音楽監督による松山猛の伝記。語り継がれるべき文化史を井筒はかつての大島のように、極彩色の演出で塗り潰したうえで、彼等を讃えている。 [review][投票(5)]
★4ノーカントリー(2007/米)一切語られない銃規制について [review][投票(5)]
★2ツリー・オブ・ライフ(2011/米)近しい人の死か何かを体験して普通じゃない状態で作ったのだろう。支離滅裂な救済の叫びにハイミナール中毒期の太宰の小説が想起される。正気ならなお酷い。 [review][投票(5)]
★3かぐや姫の物語(2013/日)千と千尋』のように二人は手を取り合って宙を舞うが、ここから受ける印象は正反対だ。 [review][投票(5)]
★3そして父になる(2013/日)車中での暗転する母子像が印象的。尾野真千子は相変わらず巧い。 [review][投票(5)]
★4テルマ&ルイーズ(1991/米)フェミニズムによるニューシネマ再考。ベタな撮影とベタな音楽が作品世界と妙にマッチしていて愉快。上等に撮るばかりが映画ではない。再認識させられた。 [review][投票(5)]
★4グロリア(1980/米)ジーナ・ローランズは常に、我々が予測する直前に拳銃を撃つ、このタイミングの麗しさよ。カサヴェテスにとってはメジャーで撮った戯れに過ぎないのだろうが、文豪が大衆小説を思わず真剣に書いてしまったような凛々しさがある。[投票(5)]
★4座頭市物語(1962/日)三隅の丹精なモノクロ撮影が嬉しい。川や橋を捉える度に画面が躍動し始める。 [review][投票(4)]
★4大地の子守歌(1976/日)原田美枝子は不幸になるほど美しくなる(含『西鶴一代女』のネタバレ)。 [review][投票(4)]
★4わたしは、ダニエル・ブレイク(2016/英=仏=ベルギー)ケン・ローチの不条理(マヌケ)行政もの。まだ撮らんならんのかいと静かに怒っている。 [review][投票(4)]
★4男はつらいよ 望郷篇(1970/日)寅にとって堅気とは、女を好いて子供に見送られる死を迎える人生のことなのだった。 [review][投票(4)]
★4沈黙 -サイレンス-(2016/米)この一徹さはミゾグチが想起させられる。窪塚洋介のウラジミール/エストラゴンがいい。 [review][投票(4)]
★2恋の罪(2011/日)「言葉なんか覚えなければ」動物の性愛があるだけ、ピンク映画のクリシェがあるだけだ。今更それがどうしたと云うのだろう。 [review][投票(4)]