コメンテータ
ランキング
HELP

寒山さんのコメント: 点数順

★5百円の恋(2014/日)安藤サクラに惚れる二時間 [review][投票(7)]
★5晩春(1949/日)二人で観る能舞台の演目は「杜若恋の舞」、身分違いで結ばれなかった在原業平と恋人杜若に憑依された者の狂気の舞であるらしく、原節子の狂気を見事に具象化している。 [review][投票(6)]
★5万引き家族(2018/日)この人情劇は全て片山萌美の夢想ではなかったのか。娘を救えるのは万引き家族しかいないのかという悲鳴が聞こえる(含『少年』『誰も知らない』のネタバレ)。 [review][投票(5)]
★5希望のかなた(2017/フィンランド)あっけらかんとしたご都合主義は極点にまで彫琢され、寓話の外部にある現実の過酷さが行間から浮き彫りにされる。カウリスマキの物語話法の一大成果。 [review][投票(5)]
★5初恋のきた道(2000/中国)頑迷な老人はいったい何故にして頑迷なのかという市井の永遠の謎に、アイドル映画という奇矯な方法でもってひとつの説得的な解を提出した傑作 [review][投票(5)]
★5驟雨(1956/日)イジワル婆あちゃん水木洋子とヤルセナキオの絶妙な相性が産んだ傑作。紙風船は落下することなく浮遊し続け、ふたりの勝負は永遠に続くだろう。 [review][投票(5)]
★5二十四の瞳(1954/日)戦後版『陸軍』、創作童謡映画、贈与の映画、悪役の映画、ロングショットの傑作。 [review][投票(5)]
★5パッチギ!(2004/日)加藤和彦の音楽監督による松山猛の伝記。語り継がれるべき文化史を井筒はかつての大島のように、極彩色の演出で塗り潰したうえで、彼等を讃えている。 [review][投票(5)]
★5乱れ雲(1967/日)司葉子の目力、眼差しの地獄、構図のせめぎ合い、森光子の奔放、加害者理解の理想、踏切のシグナル、南部牛追唄、ラホール、タケミツのニーノ・ロータ。 [review][投票(4)]
★5ウィークエンド(1967/仏=伊)美しくて愉しくて毒々しい。連発されるB級アクションをミゾグチ直系の流麗な構図で捉える、という方法論自体が画期的なのだと思う。 [review][投票(4)]
★5新学期 操行ゼロ(1933/仏)天へ飛翔する軽みの希求。チャップリンのように羽毛のように、屋根で踊る生徒のように。 [review][投票(4)]
★5奇跡の丘(1964/伊)宗教絵画から抜け出してきたような魅力的な顔の連鎖 [review][投票(4)]
★5疑惑(1982/日)外連味たっぷりの女の戦争の一方で仲谷昇他が競い合う男の情けなさもとても充実している。 [review][投票(4)]
★5お早よう(1959/日)喜劇らしい脇役天国に全編見せ場のテンコ盛り [review][投票(4)]
★5魚影の群れ(1983/日)円環を描く未解決事件、80年代に投げ出された神話的異物。 [review][投票(4)]
★5独裁者と小さな孫(2014/グルジア=仏=英=独)同床異夢の男たちの円陣を追うキャメラが素晴らしい。映画でしか描けない理想が確かにある。 [review][投票(4)]
★5父と暮せば(2004/日)父は元気のない娘を幸せにするために出てきたのではない。 [review][投票(4)]
★5ハンナ・アーレント(2012/独=イスラエル=ルクセンブルク=仏)これは評価の固まった偉人の伝記作品でもなければ、死んだ犬ナチスをもう一度蹴飛ばす娯楽作品でもない。ロングランは故なきことではない。民族的な言説空間に埋没するなというメッセージは、いまの日本にこそ必要なものだ。 [review][投票(4)]
★5もらとりあむタマ子(2013/日)世間に折り合いをつける父娘二人の共犯関係 [review][投票(4)]
★5ヒミズ(2011/日)無根拠な「がんばれ」 [review][投票(4)]