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寒山さんのコメント: 更新順

★4有難や節 あヽ有難や有難や(1961/日)気楽にまとめて愉しいナンセンス歌謡映画。守屋浩の名曲歌唱、かまやつ・「ヒロシ」、マルクス兄弟の鏡ギャグの引用付。 [review][投票]
★3ハムレット・ゴーズ・ビジネス(1987/フィンランド)二重顎のピルッカ・ペッカ・ペテリウスは三島雅夫を彷彿とさせ、真面目に演れば演るほどハムレットは間抜けになる。 [review][投票]
★4真夜中の虹(1988/フィンランド)アイディアが量質ともイマイチ冴えず、突き抜けずに定型に収まり残念。銀行強盗の件は明らかに映画史上最強(最低)の出来で、こういうのをもっとブッ込んでほしかった。贅沢ですが。優しいタッチは好感度大。 [review][投票]
★4夜の流れ(1960/日)北村和夫の大傑作。怒気迫る虚脱感とでも云うべき抜群の造形で、この貧乏神の通る場所だけ画面が翳り暗雲が立ち込めるのだった。全体には開き直りのヤケッパチ版『流れる』の趣。 [review][投票]
★5カラマリ・ユニオン(1985/フィンランド)60年代以降世界で無数に撮られただろう「ゴダールベースの微笑ましい学生映画」の頂点であり、愛さずにいられないし、叩き込まれた才能溢るるアイディアの連鎖は素人には到底手の届かぬもので、嫉妬せずにいられない。 [review][投票]
★3パラダイスの夕暮れ(1986/フィンランド)不器用な中年男女をパロディの手前で寸止めにして超然とさせる手際は見事なもので, 文句のつけようもないが小粒。もうひとつのアイディアに欠けると思う。 [review][投票]
★2止められるか、俺たちを(2018/日)つねに未来への問いかけを続けた若松映画のオマージュがこんな回顧趣味では困るし、71年の新左翼思想で止まっているのに「止められるか」と力まれても困る。 [review][投票]
★4ニューヨーク、ジャクソンハイツへようこそ(2015/米=仏)かつてのウルトラ客観的冷徹さは薄れ、議論への深入りは映画のスピード感を減じているのだが、本作の意義はそのようにして旗色鮮明に多様性に寄り添う姿勢にある。だからこれでいいのだ。 [review][投票]
★5不良少女モニカ(1952/スウェーデン)ハリエット・アンデルソンは憎めない、忘れられないというラーシュ・エクボルイの感慨を半ば強引に共有させられてしまうひと夏の思い出。不良少年少女映画の嚆矢にして完成形。 [review][投票]
★3プレイス・イン・ザ・ハート(1984/米)見処は風俗描写であり、特に綿花摘みの詳述は素晴らしく、記憶に刻み付けられた。今後は綿花摘みと云えば本作を思い出すだろう。 [review][投票(2)]
★2すかんぴんウォーク(1983/日)「モニカ」なる主題曲は佐野元春「アンジェリーナ」のパクリだろう。一方映画は『不良少女モニカ』とは何の関係もない。 [review][投票(2)]
★5夏の遊び(1951/スウェーデン)鬱の感染を語って底無しのペシミズム。ゴダールがこれ好きとはそのまんまである。 [review][投票]
★4コントラクト・キラー(1990/フィンランド=スウェーデン)キートン『ハード・ラック』から始めて話は脱線を繰り返し最後に元に戻る(含『ハード・ラック』のネタバレ)。 [review][投票(3)]
★2白い花びら(1999/フィンランド)サイレントで都会と田舎を描いて『サンライズ』に勝負をかけた具合であり、そして全ての面において負けている。まるで勝つ気なんかなさそうな素振りがらしいのではあるが。[投票(1)]
★2黒幕(1966/日)松竹配給成人映画、野川由美子、精力強壮剤の謀略戦ときて、妄想した貴方の脳内のほうが映画より絶対愉しい。終盤のスキップ感は清順調手抜きでしかも映像美術に見るものもない。殿山泰司扇町京子の断片は面白くこちらメインで観たかった。[投票]
★3風流温泉日記(1958/日)環三千世の活躍が嬉しく、白眉は水野久美の新婚初夜を弄ぶ三益愛子の件。司葉子の切り捨て方はオールスター映画として斬新でいい。終盤テンコ盛りで渋滞するのが難。[投票]
★5キートンのハード・ラック(1921/米)陰鬱から平静へと気分が横滑りする、纏まりのない夢の断片集と捉えれば興味深い。 [review][投票]
★4実録白川和子 裸の履歴書(1973/日)後半地味になるのが惜しいが、最良の瞬間は田中陽造らしい情感の炸裂があり捨て難い。「広いねえ、汚いねえ、果てしがないねえ」 [review][投票]
★4愛しのタチアナ(1994/フィンランド=独)フィンランド横断、ヘルシンキからタリンへの渡航という地理の詳述に優れており、異邦人との交流は『希望のかなた』を予告している。 [review][投票(2)]
★3浮き雲(1996/フィンランド)新珠主演で百辺ほど観たような話で、そこから愁嘆場を消してユーモアを加え、地獄巡りに耐力のない観客にどう観せるかに腐心しているげな印象。 [review][投票(1)]