2020年映画館一本目。遅ればせながらスターウォーズ最新作にして最終作を鑑賞してきました。

まあ所詮自分なんかは７の時にブームについていこうと思って追いついただけのミーハーなので、がっつりファンでもないから大したことは言えないし、ファンの方からしたら「それは違う」と指摘されてしまうのもあれなので控えめにコメントさせていただきます。

とりあえず良かったと思えるのはやはりレイを演じたデイジー・リドリーの存在があってこそ。前作ではいまいちパッとしない活躍の印象がありましたが、彼女が自分と向き合い悪に打ち勝つという王道の展開ながら応援したくなったのは、やはり華があるからですね。別にかわいいからとか容姿的な話でなく、彼女の血筋などが本作ではいろいろと明かされ、幻影と向き合い、それでも尚立ち上がっていくヒロイン像がかっこいいから。王道ながらやはりかっこいいんです。 前作でよかったレンことアダム・ドライバーの方は安定の演技力がありましたし、そもそも彼の成長も表すようなキャラ得みたいな部分もあったので主演二人は素晴らしかったです。

あとは映像の迫力はさすがの一言。やはりＳＦはその瞬間に見れるものを劇場で味わうことが大事ですね。初めてドルビーシネマで鑑賞しましたが、戦艦の爆破やパルパティーンの稲妻など、画としての力がありました。

とは言えそこまでファンではない自分からすると懐疑的な目で見てしまう部分もあって、フィンの思いの部分とか処理しきれないならやる必要ないと思ったし、そもそもレイはそっち側とそんな感じになるんかい！って思ったし、C3-POのくだりとか感動も何も生まないのに記憶なくす必要ある？って感じだし、全体を通してとにかく後付け設定は多かった気がします。フォースの力も相変わらずですしね。 また、ラストシーンも結局血筋だと言いたいのか何なのかしっくりこない部分はあったりしたのだが、まあそれなりに単純なＳＦアクションとして楽しめるには楽しめたので良しとしよう。