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[コメント] クワイエット・プレイス(2018/米)

映画の内容とは関係ありませんが、映画館でのマナーは守りなさいよ。特にこの映画でそれはないっての。
deenity

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







「音を立てたら即死」のキャッチフレーズは、大ヒットした『ドント・ブリーズ』を彷彿させるホラー映画という気がして、劇場まで行ってきました。 でも見終えたからこそ言えるのは、この作品はホラーとして楽しむより、SFスリラーとして楽しんだ方がいいということですかね。確かにホラー的要素もあるため、特に前半では無駄にビビらせるシーンがあったりします。ですが、終盤はちょっと毛色が違う感じがしますし、何やらほっこりさせるシーンもあったりして、ホラーとして見るのではなく、ハラハラドキドキするSFスリラーとして見に行くくらいがちょうどいいと思います。

そういうジャンルとして見るとかなりレベルの高い作品だと思います。冒頭の89日目のシーン。予告CMでも使われていますが、あのシーンでいともあっさりと犠牲者が出てしまうからこそ、今回襲ってくる何かの凶暴さが強く印象付けられて、後に効いてくるわけです。

「何か」が何かは作品を見て行けばわかりますが、とりあえず「音には敏感、盲目、非常に凶暴」という設定で、そこに関してはそのまま飲み込むしかありません。ちなみに世界設定もめちゃくちゃです。だからツッコミ所は我慢して、設定をそのまま受け入れることが本作を楽しむコツでしょう。

ドント・ブリーズ』と単純比較するとどうしても二番煎じにはなってしまうので、本作の独自性としては家族愛です。 あの一件以来、少し関係に亀裂が入ってしまった二人が、安心して抱き合い、そして逃げるも、最後の本音を語るシーンへの流れは思わずこの作品のジャンルを忘れるほどの感動があります。

あとは敵は人外なので、人類を滅亡にまで追い込んだ敵をどのように倒すかという解決策を模索するのも見所ですが、それも踏まえて終盤はかなりの緊張感と面白さが続きます。 そのきっかけとなる、母親の妊娠の痛みとプラスアルファの痛みが合わさって爆発するシーンは思わず息を飲む演技でした。 盲目という欠点を生かしてライトの色を変えるなど、工夫しながら戦い続けるのも面白い。面白いんだけど、もうちょい何とか対策できただろうよ、とも思います。

ラストまでしっかりといい所で着地させてくれたので満足は満足なんですが…ここで最後に愚痴をちょっと。。 映画館で上映中にぺちゃくちゃ喋る奴、本当に何とかならんかね。携帯チラチラさせる奴、本当に妨げになるのでやめてほしい。席を間違えたとか時間を間違えたのにああだこうだ言って残ろうとする奴、他の人にも迷惑だからさっさと移動してくれ。そういうことが20分近くあって、こんなに映画の邪魔をされたのは初めてのことだった。 やはり自分一人で見るわけではないのだから、マナーはしっかり守らなければいけませんね。

(評価:★3)

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