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[コメント] アナと雪の女王(2013/米)

ディズニーなんだけどディズニーらしくない!納得いかない所もいっぱい!でも面白かった!そこだけはディズニーらしい!
deenity

大ヒット作で「let it go」なんかは最早外を歩けば誰かが口ずさんでいるレベルの反響!作品を見た一番の感想は歌が素晴らしい!でした。なるほど、確かに歌がいい具合に映画を盛り立てているな、って感じました。

しかし、映画自体は疑問点がいっぱい過ぎて中途半端。まずは結末のクリストフじゃなくてエルサを選んだこと。あそこでクリストフ(恋愛)ではなくエルサ(家族愛)を選んだということが今までのディズニー映画と違って、家族の大切さとか女性の強さとかをメッセージにしていると思うんだけど、その根拠が薄すぎて感情移入できなかった。真実の愛という点ではどちらも共通しているのに何故エルサを選んだのか全然わからない。だって直前まで自分を愛してくれる人を探してたじゃん!自分が死ぬかもしれないのに、なんでエルサを助ける方を選んだのだろうか。あの取ってつけたようなラスト結ばれました、みたいなシーンは正直いらないでしょ。

そしてエルサ自体の問題だけど、触れるだけで傷つけてしまうことは今後かわらないにも関わらず、何が解決したのだろう。愛があれば氷も溶かせるって?それでも傷つけてしまうこと(凍らせてしまうこと)にはかわりないでしょ!

最後に度々映された門の存在だけど、門はこの映画では心の扉を表してると思う。だったら最後の俯瞰で国を写すシーンは門をくぐってから写す、みたいにしたらアナの心が開いたことがわかるんじゃないかな?

まあ今までと違うメッセージを持ったディズニー映画ってのも面白かったし、歌もよかったから十分楽しめたんですが、映画としては疑問も多すぎるかと。

(評価:★4)

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このコメントを気に入った人達 (1 人)サイモン64[*]

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