[コメント] クワイエット・プレイス(2018/米)
音は生の営みそのもの。生あるところに音がある。さて、この映画で最も「大音量」だったのはどの場面だったか。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
映画を見終った人むけのレビューです。
これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。
言うまでもなく、出産シーンと、父が盾になり咆哮を上げるシーンである。恥ずかしい表現だが、他に思いつかないので書いてしまう。この大音量は生の爆発である。前者は本気なのかと観てる間は思ったのだが、上述のように考えれば、この爆発が際立つ舞台設定はなかなかに熱い。ちなみに無音でも「大音量」で伝わる愛がある。娘との手話シーンと咆哮を並列させる、このあたりはなかなかよろしいかと思いました。
しかし、全体的にはどうも平板で、マニュアル的。それこそ爆発力がない。数日後には肝のシーン以外ほとんど忘れている気がするが、冒頭のアレは同世代の息子がいる親の身には本当に激痛。辛いです。
(評価:
)投票
このコメントを気に入った人達 (4 人) | [*] [*] [*] [*] |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。