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[コメント] トランスフォーマー ダークサイド・ムーン(2011/米)

相変わらず表面だけの薄っぺらい映画でありストーリー。やはりマイケル・ベイとは感覚が合わないようだ。
kazooJTR

**ネタバレ注意**
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やはりマイケル・ベイとは感覚が合わないようだ。 『ザ・ロック』、『アルマゲドン』、『パールハーバー』と見てきたが、今回もその思いは払拭できなかった。(トランスフォーマーの前2作は未見) マイケル・ベイは米軍に華を持たせる何かをやらないと気が済まないのだろうか。

相変わらず表面だけの薄っぺらい映画でありストーリー。 車がロボットになったり戻ったり、そのアクションはかっこいいがそれだけ。結局誰もが映像を目で追っていたというのが、短絡的だが、一番要点を得ている批評になるのだろう。 大体、人間とロボットが共存している社会の設定で、少なくとも主人公はオートボットとたちと親身にしているならば、この映画のようなあまりにも相容れないような描き方はないだろう。バンブルビーが捕虜として捕まってやられそうになった時も、嘘でも助けに行かないと行けないだろう。涙など流しても感情移入できないし、話が一貫しない。

音がすごすぎて、アクション中は座席が常に揺れている。 (IMAXシアターがすごいのか?)

主人公のサムの就職活動をしてるなどの話は全て無いほうがいい。 そういえば鑑賞しながら、『ターミネーター3』のジョン・コナーが麻薬中毒者として描かれていたのを思い出したが、こういう蔑んだ設定は今さらながら必要ない。なぜそうなるかもわからず、そうであるならば『ナショナル・トレジャー』のように大金持ちになった後…で十分である。さらに両親の話など登場する必要がどこまであったのか、それならば少しでも150分を超える上映時間を短くさせるべきだったろう。

必死に戦っているが、その転送装置を最初から叩きに行けばよかったのでは? センチネルを倒さないとそれを触れないということでもない。 結局最後はオプティマスがあっさりメガトロン、センチネルを倒してしまうあたりも、今まで苦労してたのは何だったのかと思ってしまう。

良かったのは、ヒロインのロージー・ハンティントン=ホワイトリーがとても魅力的だったことくらいか。

(評価:★2)

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