前半は見事に空気な内容。

どの登場人物より板尾のキャラクターがはっきり出来ていたにも関わらず、板尾がないがしろにされすぎてて正直腹が立った。なぜ板尾よりARATAなのかしっかり描いて欲しかった。ARATAかっこいいけど一目惚れするってほどイケメンでもないし。あとニンジン捨てるのも全然かわいくないしムカつきます。 何よりじいに詩とかそれっぽいこと言わせてそれっぽく聞こえさせるってのはどうなの？？

が、、狂ってくる後半は満足。前半で提示したそれっぽいことが重なって狂って伏線になっていっているような気になる。寿命がある喜びとか、はかないものや子供に自身を投影していく部分とか孤独な人たちとか、それぞれよくわからない人たちがよくわからないままからまっていく。

全体的によくわからないんだけども映像(演出)は最高。序盤のセックスとか自分でホール洗うシーンとか空気セックスとかゴミ袋とかエヴァ落ちとかもうそれだけで面白かった。ただ板尾は最後まで救われなかったですね。

正直何を描いていたとか理解しきれなくなって、もうどうでもよくなってしまった。おっぱいと狂気でおなかいっぱいです。