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[コメント] めまい(1958/米)

あくまで表面的な含みの有る言い方に終始という点でSO-SO
junojuna

 ある意味神話化されているヒッチコックの傑作と言われる本作であるが、現在から見るとやはり色あせた過去の秀作と評価せざるをえない作品である。キム・ノヴァクの人物造形は大味で、そこにはまり込んでいくジェームズ・スチュアートの感情のリアリティを感じることができず、プロット重視でつくられた世界観にサスペンスの構成要素をあてはめた悪く言うハメコミ感が否めないよくできました作品である。ソール・バスのオープニングデザインに唯一興奮できる。

(評価:★3)

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このコメントを気に入った人達 (2 人)ALOHA[*] けにろん[*]

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