[コメント] 毒蛇の飼育(1909/米)
スペクタクルシチュエーションを描くスケールの乏しさがBAD
唯一美術セットの雰囲気だけが救いかと思えるなんの工夫もない作品である。この時期のグリフィス得意のフランス革命ものであるが、戦争映画と呼んではよいとしても、その作為にはスペクタクルな狙いが見て取れる分、劇空間の拡がりのなさが古色ばんだ拙さを伝えて貧しい仕上がりである。映画の手法にまだまだ自覚的ではないアーリーシネマである。
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