コメンテータ
ランキング
HELP

[コメント] 祭りの準備(1975/日)

右を向いても左を見ても、性性性の話ばかり。「他に楽しみはないのかよっ!」と言いたい所だが、まぁ、無いんだろうな。色ボケ爺さんの物語が凄いよ。
青山実花

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







いやぁ、爺ちゃん、最後に一花咲かせちまったか。まぁ、あんなに年食っちゃ、狂女くらいしか相手になる者はいないんだろうが、それでも若いってだけで、爺ちゃんは嬉しかったんだろうなぁ。ヒロポン中毒の女が子供を産んだだけで正気に返るというのが、現実にあるのかどうかは分からぬが、本人にとっての幸いが、爺ちゃんには災いだったというわけだ。

他にも、ハナ肇の愛人が死んだら、妻が別の愛人の所に連れていったり、兄がム所に入っている間、弟と兄嫁が夫婦同然の生活を営んでいたりと、男女入り乱れすぎ(笑)。

江藤潤のキャラクターのおかげか、そんな内容も、割とサラっと描かれてはいるが、東京に行くという彼の乗った列車のドアが閉まり、動き出した時は心底ホッとした。原田芳雄が騒ぎを起こして、列車に乗れないんじゃないかと思って、気が気じゃなかったから。

(評価:★4)

投票

このコメントを気に入った人達 (2 人)クワドラAS[*] けにろん[*]

コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。